ランサーズを利用するフリーランスがクライアントの発注者に求めること
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ランサーズでプロジェクト方式の仕事を中心に進めていると、様々なクライアントと出会うことになります。親切な方もいれば、やりとりに苦戦するクライアントがいるのもまた事実です。
ランサーズで仕事をする上で、クライアントにここだけは押さえてほしいというポイントをまとめました。
クライアントに求めること
どんな仕事か明記してほしい
プロジェクト方式ですから、ある程度の仕事内容は理解できます。しかし、もう少し具体的に書いてほしいと悩むランサーも多いでしょう。
例えば、「新商品のPR映像を制作してほしい」という依頼があったとします。これでは、どんなジャンルの会社なのか見当もつきません。
また、追加で撮影が必要なのか、そもそもエリアはどこなのか。など、わからないことがたくさん出てきます。
質問をするという方法もあるのですが、他にも数多くの案件がある中で、不透明な依頼に、質問してまで受けたい仕事かと考えると、どうしても後回しになってしまいます。
会社が特定されるのは困るなど、依頼者側も出せる情報が限られているとは思いますが、よくわからない案件には提案もしづらいものです。
どの程度の予算か、教えてほしい
仕事をする上で、やはり重要なのは仕事の料金です。この予算だったらやめておこうと考えるのは普通のことでしょう。
しかし、案件のなかには「わからないので決めてください」「なるべく低予算でお願いします」など、料金をランサーに委ねているものがあります。これは非常に提案しづらい案件です。
仕事量を想像し、ザックリとした予算で提案するのですが、話が進むと、思っていた以上に手間のかかる仕事ということはよくあります。
また、せっかく時間をかけて企画書を作って提案したものの、「高すぎる」という理由だけで落選してしまうこともあるでしょう。
「何万円以内で作成したい」など予算が分かれば、その金額内でできることを考えるなど新たな提案で対応できます。
上限となる料金は明確にしていただきたい部分です。
メッセージの返信は急いでほしい
どんな仕事もそうですが、コミュニケーションがしっかりとれないクライアントには気をつけたほうがよいでしょう。
例えばメールの返信です。
ランサーとしてはスムーズに仕事にとりかかり、できるかぎり良いものを納品することが理想でしょう。しかし、クライアントによっては、こちらから催促をしなければ次の工程に進んでいかない場合もあります。
私の事例では、プロジェクトへの提案が選ばれ、料金などが確定し、承諾したにも関わらずエスクロー入金で止まってしまい、仕事に着手できないなど辛い思いをしたことがあります。
スケジュールを考慮し、余裕をもって提案した仕事でも、クライアントから質問のメールが返ってこないために作業が進まず、ズルズルと1ヶ月以上かかった案件もあります。
仕事を受けていく中で、メッセージの返信が遅いクライアントは、一言で「だらしがない」場合が多いです。
それは仕事に対しての姿勢にも同じことが言えます。特に注意が必要なのは「クライアントの上に、さらにクライアントがいる場合」です。中間手数料を抜いた上で、ランサーズに丸投げしているのです。
質問に対しても、さらに上のクライアントに確認してから回答となるので、おのずと返信までに時間がかかります。
提案の段階では、なかなか見抜けない部分ではありますが、受注する際にはアンテナは高くしておいたほうが良いでしょう。
外部ライター:たつみ
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