【テンプレ有り】ランサーズのプロジェクトで採用されやすい好印象な提案の書き方とそのテンプレート

ランサーズで採用されやすい好印象な提案の書き方とテンプレート

クラウドソーシングの代表的存在であるランサーズ。ランサーズで仕事をするには、「コンペ形式」「タスク形式」そして「プロジェクト形式」の3パターンの受注方法があります。

今回は、この中でも高単価かつ、自分の工夫と努力次第で採用される可能性が無限に広がる「プロジェクト形式」について、そして、この「プロジェクト形式」で好印象かつ採用されやすい提案の書き方についてご説明します。

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ランサーズのプロジェクトで採用されやすい好印象な提案の書き方とそのテンプレート

プロジェクトで好印象を与える提案文章の構成要素4つ

まずは、プロジェクトでクライアントに好印象を与える提案文章のポイントを4点ご紹介します。

1.文中に自身の経歴を載せて、なおかつ2行以内におさめる

提案文を書く際には、自分の経歴を書くものです。その際に、経歴については2行以内(約100〜150字以内)におさえるよう、文章をコンパクトにしましょう。

なぜかというと、まずクライアントは提案を受け取る段階で、提案者の経歴全てに興味があるわけではないからです。

クライアントが経歴で興味があるのは「ライティング経験が豊富なのか」ということと、「募集ジャンルについて詳しく知っている」あるいは「募集ジャンルに精通している職業に就いている、または、就いていたかどうか」です。

例えば、「ビジネスコラム(転職関係)ライター募集」といった募集があった場合、

約7〜8割のライターが「自分は各種メディアで記事作成をしている」や、「大手企業に〇年勤務していた」、「大手企業でライターをしている」などと自身の輝かしい経歴を2行以上かけて書いています。

もちろん、輝かしい経歴、自分のステータスになる経歴があることは凄いことで、それは自分の財産となります。ただ、その経歴を書いたところで全てが依頼内容に関係があるわけではありません。輝かしい経歴は少しのぞかせる程度で良いものです。

なので、自身の経歴は簡潔に、読んだクライアントが「へぇ〜そうなんだ」と思う程度の記事ボリュームと内容レベルで書くことをおすすめします。

2.自己PRは3行以内にすること

これも経歴と同様で、自己PRは3行以内(約150〜300字以内)に納めるようにしましょう。

クライアントはすごい実力を持つ人を探しているだけではなく、「任せる仕事を、満足がいく内容に仕上げてくれるかどうか」で応募者を見極めています。

例えば、自分に営業プレゼンをしてくる営業マンがいたとします。その際に、

  1. A:自社の商品紹介とメリット、自分の実績や商品の評価について10分間話し、最後に「これだけ販売実績のある私に安心してお仕事を任せてください」とプレゼンした営業マン
  2. B:自社の商品紹介は2分で簡潔に終わらせて、残り8分間を他社での活用事例紹介や質問にあて、最後に「お任せいただけたら貴社のために一生懸命頑張ります。私にお仕事を任せてください」とプレゼンした営業マン

この2人を見比べたとき、どちらに好感度を持ち、どちらに仕事を任せたいか考えれば、圧倒的にBに任せる人が多いです。

もちろん、これは極端な事例紹介ですが、プロジェクトの提案は営業プレゼンと同じです。

そのため、自己PRは自分の得意分野や実績を伝える絶好のチャンスですが、3行以内の簡潔なものを用意しましょう。

そして何より、「貴社のために一生懸命頑張る」という意気込みを伝えることをおすすめします。

3.発注者の依頼内容と繋がるエピソードに最も力を入れて文章作成をすること

提案文で最も大切なのが、「発注者の依頼内容と繋がるエピソードに力を入れること」です。

多くのライターが、採用されるポイントととして「募集分野の知識とライティング経験が豊富」であることが重要だと思っています。

もちろん、知識や経験がなければクライアントに満足してもらえるクオリティにはなりませんので、それはとても重要なことです。しかし、それだけではなくて、「自分のエピソードと結びつける」ことによって、より採用確率が上がります。

例えば、「引っ越しの荷物梱包についての記事作成」の募集にあなたが提案するとして、関連した記事作成の経験がない場合におすすめな提案例が以下の通りです。

“私は引っ越しに関する記事作成の経験はありません。しかし、前職で3回転勤に伴う引っ越しをしており、引っ越しの段取りや梱包方法については正しく理解しています。

そのため、荷物梱包については正しい情報を調べながら、自分が行った手法を交えて記事作成ができます。”

…など、

一見、この文章からは記事作成経験が無いことが弱点にも思えます。しかし、結果としては「実体験を持っている消費者(ユーザー)としての視点を持っている」ことへのアピールに繋がっており、記事作成に必要な条件を満たしています。

依頼内容とリンクしたエピソードを文中に載せることによって、クオリティの高い仕事をしてくれる期待感に繋がります。自分の経験と重ねて、依頼内容と繋がるエピソードを提案文章に盛り込みましょう。

4.応募条件・応募要項に書いてあることは、提案文章の最初に書くこと

よく、募集文章の中に応募条件が書かれています。

これは、一度提案した後に、クライアントからあなたへ質問が来たタイミングで回答するのではなく、最初の提案文章の初めにあなたが応募条件を満たしていることを提示することが大切です。文章例はこの後ご紹介します。

提案文章で意識すべきこと2つ

先ほどは、提案文章で好印象を与える構成要素と書き方についてご紹介しました。続いて、提案文章で意識すべきことを2点お伝えします。

1.納期を守ることを伝える

ほとんどの依頼文に、希望納期が書かれています。提案文では、必ず納期厳守の旨を伝えるようにしましょう。

ランサーズは顔が見えない相手同士が仕事をしているので、正しく納期を守るライターもいれば、中には納期を平気で破るライターもいます。

クライアントはさまざまなライターと仕事をしているので、自分は納期を守る旨をしっかり伝えるようにしましょう。

2.提案金額を間違えないこと

提案金額は、プロジェクト提案に慣れるまで間違いを起こしやすいです。

よく記事単価3,000円(税別・ランサーズ手数料別)などと料金掲載がされていますよね。ランサーズは手数料が全体の20%必要であるため、それを忘れずに、手数料を抜いた金額を提案しましょう。

例えば、先ほどの「記事単価3,000円(税別・ランサーズ手数料別)」であれば、税別かつランサーズ手数料が別になっているので、まずは手数料20%を除いた2,400円+税=2,592円で提案をしましょう。

仕事を任せてもらうためには、「納期厳守」と「正しい料金提示」が絶対条件です。

私もライターの仕事に慣れるまで、納期が1週間遅れ案件がキャンセルになったり、ランサーズ手数料の仕組みが分からないまま、記載通りの料金提示をして高い見積もりで提案し、何度も不採用になりました。

しかし、この2点を確実に守るようになれば、提案採用確率は倍以上上がりました。

テンプレートで使える、提案文章の事例紹介!

続いて先述した4点を入れた提案文章の事例をご紹介します。

提案文章テンプレート

「はじめまして。(挨拶文章を入れます)

ライター歴〇か月の〇〇 〇〇(ライター名)と申します。

今回「〇〇〇〇(案件名正式名称)」の募集を拝見し、ご連絡させてもらいました。

まず、応募条件に記載いただいていたことを回答させていただきます。(箇条書きで項目を書くことがおすすめです)
性別:男or女
年齢:00代後半
チャットワーク:登録しています。(チャットワークID:〇〇〇〇)・・・・

続いて、簡単に自己紹介をさせていただきます。
私は大学卒業後〇年間〇〇で勤務していました。現在は在宅でフリーライターをしています。

(2行以内で業界・業種など簡単に経歴を入れます)

(ここから自己PRになる文章を3行以内で入れます。依頼文章と類似分野を話しの先頭に持ってくることをおすすめします。(例)美容ブログ作成の案件であれば、美容とブログを先頭に持ってくるなど)

ライティングは美容、健康、…で記事作成をしています。
媒体はブログ、コラム記事…を中心に執筆しています。
今までで約〇記事作成をしました。

(ここからがメインの依頼文章と繋がるエピソードを入れます)
私自身、メイクをすることが大好きです。

そして、前職では営業職であったため、上司から「常にトレンドには敏感でいるように」「清潔・上品でいるように」と教育されていたため、最近のメイクトレンドについては勉強をしていました。そのため、トレンドメイクの調べ方は理解していますし、メイクの系統についての知識を持っています。

(最後に納期を守ることと、仕事を任せてほしいことを伝えます)

最後となりますが、もし、お仕事をお任せいただけた場合、必ず納期を守ることをお約束します。

また、貴社のご要望に沿うよう、一生懸命お仕事をさせていただきます。
ご検討を宜しくお願いいたします。」

 

このような提案文章を作成しています。必要に応じてご自由にご利用ください。

クライアントに対して変にへりくだる必要はありませんが、高飛車な発言はしないように心がけることがポイントです。

それでも、採用されなかった場合の心持ちは?

提案文章をしっかり考えて勝負をかけても、もちろん採用されない場合もあります。

そのときはきっぱり忘れて、気にしないようにすることが大切です。不採用連絡をもらえた場合は「検討いただいたお礼と、また機会があれば宜しく」という思いを返信します。

連絡がない場合は気にせず忘れましょう。

プロジェクトへの提案も、子どもが自転車に乗れるようになるのと同じで、練習し数を重ね、転んでけがをしてうまくいきます。数を提案し、不採用でも諦めずに継続して提案を続けることが大切です。

プロジェクトで好印象かつ採用されやすい提案を続けていこう!

今回は、ランサーズのプロジェクト案件で好印象かつ採用されやすい提案についてご紹介しました。ぜひ、一度試してみて、そして自分流の必勝パターンを見つけてください!

ライター:ありさ

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