【テンプレ有り】ランサーズのプロフィール自己紹介で好印象を与える書き方とそのテンプレート
ランサーズのプロフィールページで最も大切なのは「自己紹介」です。
なぜなら、ランサーズのプロジェクト提案を受けた際に、発注者(クライアント)は提案者(ランサー)のプロフィールページ内の自己紹介を100%見るからです。
ここで、発注者(クライアント)に好印象を与える文章を書いていれば、採用確率は確実に上がります。この記事では、「ランサーズのプロフィールページにある自己紹介で、好印象を与える文章とその書き方」についてご説明します。
ランサーズのプロフィール自己紹介で好印象を与える文章とその書き方
プロフィールページ内の自己紹介が重要な理由とは?
発注者は、提案してきたランサーのプロフィールを100%チェックする
先述した通り、プロジェクト案件でランサーを募集しているクライアントは、提案者のプロフィールページにある自己紹介を100%チェックします。
なぜかというと、プロジェクトの提案文章だけだと、「この人はどんな人間なのか分からない=簡単に仕事を任せられない」からです。
まずはプロフィールページ内の入力項目であるプロフィール画像、移住地、年代、性別、本人確認・電話認証、スキルセット、ポートフォリオなど入力できるものは、できる限り全て入力しましょう。
そうすれば、あなたが「どこの誰で、どこに住んでいて、年代はどのくらいで、性別は男性or女性だな」ということが分かります。
インターネット上で仕事をするには、上記情報が分かれば、十分です。
しかし、ランサーズで仕事を受注するためには個人情報が分かるだけでは、仕事を任せてもらえません。ここで、自己紹介が重要なのです。
例えば、よく就職面接時の合否判定は15秒〜30秒で行われると言われます。これは、応募者の「第一印象」で合否がある程度決まることから、そう言われています。
しかし、ランサーズは案件応募をしても直接面接を行うものではありません。つまり、ランサーズでは文章を見て合否を判定します。
これも就職面接と同様、「第一印象」がとても重要になります。プロフィールページの「第一印象=自己紹介」なので、最も重要なのが「自己紹介」なのです。
好印象な自己紹介文章を作る5つのポイント
先ほどランサーズのプロフィールページにある自己紹介文は、就職面接の第一印象であることをお伝えしました。
ここからは、具体的に、好印象な自己紹介文章の作り方(構成方法)と書き方についてご紹介します。
1.「ランサーズID」「ライター歴」「フリーランスor本業の有無」を記載する
自己紹介の最初は簡単な挨拶を入れた後、「ランサーズID」「ライター(職種)歴」「フリーランスor本業の有無」を書くようにしましょう。
自己紹介の始まりで、自分の押したい経歴を書くライターがいますが、発注者(クライアント)が知りたいのは、「応募してきたのは、どこの誰で、普段何をしている人なのか?」ということです。
私もライターとして活動をしているので、同じ案件を応募し、競っている相手のプロフィールページを、勉強のために見ることがあります。
すると、まれに「私は〇〇大学〇〇学部卒業(有名大学)で、在学中にアメリカ留学をし、留学先で〇〇賞を受賞しました(さらに続く)…」といった押し文章から書き始めている人がいます。
確かに、自分の押しポイントを持っていることは素晴らしいことです。しかし、自己紹介ではグッとこらえて、「ランサーズID」「ライター歴」「フリーランスor本業の有無」から書きましょう。
ちなみに、フリーor本業の有無ですが、こちらは嘘を書かず、本当のことを書きましょう。フリーだから、本業が他にあるから受かる・落ちるということは、ほとんどないので、真実を伝えることをおすすめします。
書き始めの例文については、後ほどご説明します。
2.自身の経歴は3行以内におさめること
先述したように、ライターの中には、自分の押しポイントをつらつらと書く人が多いです。
そういった中に、自分の経歴を簡潔に、短文でまとめている自己紹介文を掲載しているライターがいれば、クライアント側も読む気を失わないまま、自己紹介を読むことができます。
自分の今までの人生を3行にまとめることはとても難しいですが、「発注者の採用ポイントは何か?」について考えることが大切です。
発注者は、「輝かしい成績や経歴を持つ人」に仕事を任せたいのではなく、「自己紹介文が明確で分かりやすい」「誠実に真摯に仕事をしてくれる」「約束(納期やマニュアル)を守ってくれる人」に仕事を任せたいと考える人が多いです。そのため、上記3項目に当てはまるよう経歴を書きましょう。
※案件やクライアントの方針によって、医療系や法律系など、専門知識を要するものや、高学歴の方を採用したいと考えるクライアントもいることも理解しておきましょう。
例えば、「就職関係、転職についての記事作成」という案件の募集をした場合、クライアントは「就職・転職について知識を持っている人を求めている」ことが分かります。
そこで、二つの回答を比較したいと思います。
- A:私は〇〇大学出身で、大学在学時に〇〇部にて、大学〇〇賞を受賞しました。またゼミ活動では、大学代表として…就職活動では〇社に内定をいただき、現在は、毎年大学内の優秀者だけ採用される株式会社〇〇(大手有名企業)に採用いただき、勤務をしています。…(続く)
- B:私は大学卒業後、保険会社で3年営業をしていました。その後、医療機器メーカーに転職をし、現在は営業事務の仕事をしております。お仕事をお任せいただいた場合、社会人経験を活かして丁寧迅速な対応を心がけます。…(続く)
AとBを比較すると、Aは極端な事例ですが、どちらが好印象でしょうか。また、どちらが分かりやすく、読む気になりますか?
上記の例はあくまで経歴の部分、ほとんどの方が「B」と答えると思います。自己紹介での経歴は、3行以内におさえること、「自己紹介文が明確で分かりやすい」「誠実に真摯に仕事をしてくれる」「約束(納期やマニュアル)を守ってくれる人」を伝えるようにしましょう。
3.自己紹介文章にネガティブ要素を含まないこと
また、自己紹介文のポイントは、「ネガティブ要素を含まないこと」です。こちらもよく、ネガティブな経歴を書くランサーがいます。
例えば、同じテーマの場合、「私は〇年〜〇年間保険会社で、営業勤務をしていました。そこで、数字の圧力に耐えきれず、退職を選び、現在はフリライターをしています。」などです。
これは極端な例ですが、ネガティブ要素を含んだ自己紹介はNGです。上のような文章だと、同様の理由から、案件半ばバックれるかもという不安を与えてしまいます。ですので、プロフィールには前向きなワードだけ盛り込むようにしましょう。
4.ランサーズでの実績を3行以内で伝えること
私はライターなので、ライター目線の実績になりますが、自身のランサーズでの実績を3行以内で伝えるようにしましょう。具体的には、
- ライティング分野5つ以内(よく応募する分野を先に書くようにします)
(例)ビジネス、美容、健康、ライフスタイル分野 - 記事作成媒体について
(例)ブログ記事を多く作成しています など - 今までの記事作成件数
(例)今までに、合計〇記事作成しています など
ライター歴が浅く、実績が少ない場合は「ライター歴〇か月のため、まだ記事作成件数は〇件ですが、半年後には〇記事作成するよう計画・行動しています」などポジティブな内容を書くことがおすすめです。
この3つを3行以内で伝えましょう。
5.自身の案件に対する思い、ライティング(ライターの場合)への思いを3行以内で伝えること
これは、あまり長文になるとクライアントの読む気を失わせてしまいますが、「自己紹介でプチ自己PRをする」という意識で紹介しましょう。
私はここで、ライティングへの思いを書いています。他の仕事の場合はその仕事に置き換えましょう。具体例をこの後、ご紹介します。
ここでは、「私はただ依頼を受ける作業員じゃない!こんな思いを持っている!」という気持ちを伝えます。
思いを持っている場合はその思いを伝えますし、思いを持っていない…。という方は、これを機に「自分の仕事への思い」を作ることをおすすめします。これを書いて、自己紹介が完成します。
ランサーズのプロフィールページにある自己紹介で、好印象を与える文章テンプレート
お伝えした5項目を入れた自己紹介の文章事例をご紹介します。
- 自己紹介のテンプレート
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プロフィールをご覧いただきありがとうございます。(こんにちは。などでもOK)
ライター歴1年の〇〇 〇〇(ランサーズID)と申します。現在は医療機器メーカーの営業事務をしながら、ライターをしています。
(「ランサーズID」「ライター歴」「フリーランスor本業の有無」)下記自己紹介をさせていだきます。(ここで「自己紹介をするよ!」という意思表示をする)
私は、大学卒業後〇年間保険会社の営業を努めていました。その後医療機器メーカーで営業事務に転職をし、現在も勤務しています。本業はありますが、将来在宅ワークをするためにライターをしています。
(自身の経歴は3行以内におさめること)・ライティング:就職・転職、医療、健康、医療福祉分野で行っています。
・媒体:ブログ記事作成がほとんどです。
・記事作成件数:約100記事です。
本業がありますが、平日に3時間、土日で4時間ライティングをしているので、
ライティングをする時間は多く確保しています。
(ランサーズでの実績を3行以内で伝えること)私は自分の書いた記事を見てくれた方に一つでも多く新しい発見をしてもらうライターになりたいと思っています。
そして、自己満足ではなく、お仕事をいただくクライアント様に喜んでもらえる(PV数の多い、SEO対策がしやすい、アフィリエイト成果に結びつきやすい)記事作成をしたいと思っています。
(自身の仕事に対する思い、ライティング(ライターの場合、他の仕事の場合はその仕事に置き換えましょう)への思いを3行以内で伝えること)
宜しくお願い申し上げます。
以上が文章事例(テンプレート)になります。ご自由にご利用ください。
ランサーズのプロフィールページにある自己紹介で、クライアントを惹きつける文章を書きましょう
今回は、プロフィールページの自己紹介で好印象を与える文章についての5項目、そして例文をご紹介しました。
もちろん、上述した内容が完璧な正解ではありません。あなたの戦っているフィールドや職種によって最適なプロフィールは変わります。あなたのこなしてきた案件経験に基づき、絶えず変化させ、どんどんブラッシュアップするべきです。
ランサーズの案件は、顔を見ずに、言葉を交わさずに、文章だけでやりとりを行うものです。しかし、これも「就職面接」や「営業」と同じで「人と人」の関りです。
「親切だな」「丁寧だな」「分かってくれているな」と相手(クライアント)に思わせる自己紹介文章を作ることが大切です。ぜひ実践してみてください。
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