コスト削減だけを考えるのは危険!ランサーズで発注している相場を知らないクライアントたち。
ランサーズの利用者は年々増加傾向にあり、クライアントや受注者の数はどんどん増えています。利用者が増えれば仕事も増えるので、それは良いことなのは間違いありませんが一方で発注額の相場に問題が出てきているのも事実です。
ランサーズで相場を知らないクライアントたち
安く発注できるということの落とし穴
コストを減らせるならその方が良いに決まっていますが、相場よりも安い値段で発注を出す場合、良いことばかりではありません。
プロ意識のあるランサーを見つけるのが大変になる
フリーランス一本で生活しているランサーは、安価すぎる案件をあまり受けたがりません。生活が掛かっているので当然ですよね。(割に合わなくても受けたいと思わせるほどの依頼内容であれば問題ないのですが。)
したがって、安価な案件を受けられるのは副業で仕事をしているか、お小遣い稼ぎで仕事をしている方が多いです。
副業やお小遣い稼ぎでもプロ意識がしっかりしている人は勿論いますが、そういった方を見つけるのはとても大変でしょう。
報酬が低いとそれにかけられる時間も少なくなるし、やる気にも繋がらない。
報酬はやはりやる気にも直結します。
「高い報酬だから、それに見合うだけがんばらないと」
「安い報酬だから、そんなに時間かけられないな」
報酬額を増やせば100%質が上がるとは言いませんが、大きく影響しているのは事実。
相場割れしたかなり安い額で発注する場合は「気軽な気持ちで作業してもらってかまわない」といったレベルの発注内容でないと、クオリティに不満を感じるかもしれません。
発注する案件の相場を知る方法
時給換算してみる
まず作業に掛かる時間が想像できるなら、時給計算で考えてみても良いかもしれません。
「これは10時間かかる。」と思えば、時給1000円として10000円でも良いですし、より高いクオリティを求めるなら時給1500円として15000円でも良いでしょう。
時間計算さえあっていれば、これでかなりランサー側の質は安定すると思います。
同じような案件の仕事をいくらで発注されているかリサーチしてみる
リサーチのコツは「最低価格」だけに注目しないこと。大体いくらくらいが平均的なのかを知る方が大事です。例えば、ライティング案件の場合、最低単価は1文字0.5円程度で、これより下回るのは相場割れしてると言っても良いでしょう。
1文字1.0円くらいならほぼ平均的で、1文字1.5〜2円辺りが高額案件。1文字2円以上のものは、「とてもハイレベルで難しい仕事」というイメージで良いと思います。
まとめ
- 相場割れした安い報酬額で発注すると、クオリティに問題が出る
- 報酬額が相応の額であれば、クオリティも人材も安定する
- 依頼額は時給換算と他社のリサーチである程度見当が付けられる。
「安くてもハイクオリティの仕事してくれる人が見つかるかもしれない!」と考えるのは、発注する側としては確かに期待したくなる事ですが、
そうしたランサーに出会うまでの労力を考えるとあまりお勧めできません。仮に見つけたとしても「報酬額に見合わない仕事」なのですから、いずれ離れて行ってしまうでしょう。もしあなたが相場がわからずに困っているのであれば是非参考にしてみてください!
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