映像制作ディレクターの私が実際にやった起業に向けた資金の調達方法

資金調達

起業しようと考えた時に、最初にぶつかる壁が資金の調達でしょう。事業によっては数百万から数千万円の資金が必要になる場合もあります。夢だけでは語れない、起業の厳しい現実です。そこで今回は資金を集める方法を紹介します。

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起業資金の集め方

起業を決めた時から貯金を始める

自己資金で事業を始められるのであれば、それに越したことはありません。ただでさえ、リスクのある起業ですから、大きな借り入れは身を滅ぼす可能性もあるからです。

私は映像制作の仕事で起業したため、機材への投資にお金が必要でした。レンズだけで50万円〜100万円が当たり前の世界です。ビデオカメラ本体となると、国産の新車ほどの金額も珍しくありません。

さらに編集をするためのパソコンも特殊なもので、費用はどんどん膨らみます。どれくらいかかるのか、ある程度の予想はついていたので、起業を決めてからの2年間は、会社員として働きながら、必死にお金を貯めました。

「家族を頼る、銀行にお願いする」などの方法もありますが、自分の夢のためには、まずは自己犠牲から始めるべきです。交際費や食費を抑え、質素にお金を捻出する必要があります。

幸いにも、フリーランスのライターやイラストレーターなど、クリエイティブな職業は、初期投資にさほどお金はかかりません。パソコンと専用ソフトがあれば、スタートを切ることができます。

しかし、起業してすぐは、ほとんど収入がありません。蓄えは1円でも多くあったほうが、お金のことで悩まずに、経営を軌道に乗せることだけを考えられます。起業を決めた日から、未来を見据えて貯金を始めましょう。

補助金や創業支援制度を利用する

事業によっては自己資金だけで回らない場合もあるでしょう。私も機材代は現金で用意できたものの、これを全て使っては、生活するのに不安がありました。

そこで応募したのが国の創業補助金制度です。細かく事業計画を練り、国の審査に通ると事業にかかる金額の3分の2を補助してくれるというものです。

助かることに、この補助金は、返済の必要がありません。上限はあるものの、100万円〜200万円ほどの補助は、創業にかかる投資を大きく補えるので、大変ありがたいものです。

資料を作るのは大変な作業ですが、私はこの創業補助金の採択を受けることができたので、ホッと胸をなでおろしました。

他にも銀行や信用金庫で、創業支援の融資を行っている場合もありますし、低金利でお金を借りるには、日本政策金融公庫もオススメです。手元に現金を残して起業することも大切な方法だと思います。

事業計画を作ることでプランの見直しになる

起業してお金を借りる、補助金を申請するときには、「事業計画書」がつきものです。どんな仕事を、どういう計画でやるのか、担当者に説明するときになくてはならない書類です。

時に厳しい指摘を受けることもありますし、これでは夢物語で利益にならないと突き返されることもあります。

しかし、そのたびに事業計画書を加筆修正することで、プランは研ぎ澄まされていきます。第三者に説明することで、ブラッシュアップにもなりますので、起業を決めたら、すぐに事業計画書を作成すると良いでしょう。

ライター:たつみ