フリーランスになる時、必ず反対する人が出てくる理由とは?
人生の中で新しい行動に出る場面というのはよくあることですが、
例えば企業に属していて、そこから独立起業したり、フリーランスを目指すという決断をとると、必ずと言っていいほど反対する人が出てきます。
それは何故だと思いますか?
新しいことをすると必ず反対してくる人がいる
この反対には様々な理由があり、立場や関係性による違いもありますが、まずは新しい環境に変わるという事によって、本人だけではなく周りとの関係にも変化が出るものです。
人間は安定した状態からの変化を好まない方も多いですし、家族や恋人が居る場合は成功しない場合を想定して不安になり、現状維持を求めてくる事が多いですし、
これは心配したり今後の苦労等を想定して反対意見を出している可能性が大きいです。
様々な条件が変わるから
具体的には厚生年金に加入していた場合はフリーランスになれば国民年金に変わりますし、
保険料負担も変わってくる事になり、
組織に属して勤め上げた時には退職金等がありますが、フリーランスの場合はそういったものはありませんから、全て自分で準備していく必要があります。
家族や恋人はそのリスクが怖く見える
家族や恋人はフリーランスとしての成功を後押ししたい気持ちがあっても、客観的に見た社会保障、福利厚生等の変化に対してのリスクを想定してしまいますし、
現状のままだと安定しているのに、フリーになる程に未来が不確定な状態になり、不安要素がどんどん膨らんでしまいます。
こういった不安を取り除くには、フリーになる前の段階からフリーでやっていけるようなパイプを作っていたり、個人で稼げる事を示す結果を出す事が望ましいです。
何も実績もパイプも無い状態でフリーになると言っても、近くに居る家族や恋人で納得する事は無いですし、家族がある場合は家族を養う責任もありますから、その責任をフリーになって果たせるという事を示す必要があるでしょう。
自分は毎日会社に拘束されてるのに、フリーで自由に生活できるのが妬ましい
また、家族や恋人以外の反対者の中には、フリーで成功されると都合が悪い、自分を否定された気分になるという方は本当に多いものです。
友人等にはフリー転身を心から応援してくれる人も居るでしょうし、職場の仲間にも後押ししてくれる方も居ますが、同じように組織に属しながらフリーの道にチャレンジする人を心良く思わない人は必ず発生します。
組織に属して、挑戦したくても出来ないという後ろめたさや自信の無さを抱えて、自分を臥せて生きている人は居ますし、そういう人にとって組織依存ではなく、自分の力をためそうとする人間に対して複雑な感情を抱く人も一定数居ます。
気にするだけ無駄、説得する時間なんてもったい無い
ここまで反対する人が出てくる理由を挙げてきましたが、結局のところ、そういった感情に対しては対処する必要はなく、説得した所で何か前に進むわけでも、相手の心が変わるわけでもありませんから、
組織に属して生きる選択をしている人を下に見る発言等はせずに、「退社して別の道に挑戦します」とだけ告げた方が良いでしょう。
中には足を引っ張ったり、「正論ならなんでも言って良い」と思っている人がネガティブな感情ばかりぶつけてくる事もありますから、「そういった問題も起こるかもしれない…」と先に考えておきつつ、
自分の信じる方向に進むことが一番大事なことだと思います。
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