信頼の置けるフリーランスの条件と見分け方
信頼されるフリーランサーになりたい、もしくは信頼できるフリーランスの見分け方を知りたいと考える人は多くいると思います。そこで今回は、信頼のおけるフリーランサーの条件をご紹介したいと思います。
信頼の置けるフリーランスの条件と見分け方
インターネット上で最低限の素性、経歴が確認出来る
本人のWEBサイト、FACEBOOKの企業ページ、ブログなど、どのような形でも良いので、最低限の素性を確認できることが一つ目の条件です。
特に性別、年齢(30代前半など大まかでもOK)、スキル、得意分野などが解ると良く、これまでの仕事の経歴も出来る限り公開しましょう。
素性で人となりを、スキルや経歴などで実力が判断出来れば、大きな信頼につながるからです。
特に重要なのは経歴
どんな仕事をしてきたかはとても重要。これがあるとないとではクライアントからの信頼が全然違います。
未経験より経験者の方が信頼されますし、口で経験してると言うだけでなく実際にどんな仕事をしたか確認出来た方が実力を判断しやすいからです。
なので、プロフィールを公開するなら、経歴はかならず載せましょう。
作品群があるならポートフォリオを
作品群がある場合は、ポートフォリオだけでも大丈夫です。
クリエイティブ系の職種であれば、文字で書かれた経歴より作品を見ることで、実力だけでなくセンスも判断できますし、
クライアント側の依頼したいものに近いポートフォリオ作品をあなたが持っていれば、イメージの共有も効率的に行えるため、かなり重要であると言えます。
連絡先が充実している
連絡先として最低限メール、できれば電話番号も伝えられると良いです。
クラウドソージングを使うならサービス内のチャットで連絡しあう事が殆どなので、必要ない場合も多いですが、直接取引なら必須でしょう。
メールアドレスはどれでも良いわけではない
一口にメールアドレスといっても、携帯メールのアドレス、フリーメール、独自ドメインのメール、プロバイダから発行されたメールなど色々あります。その中で最も信用されないのは、フリーメールだということを覚えておきましょう。
フリーメールだと仕事が出来ないとまではいいませんが、フリーメールはいくつも誰でも取得できる簡単なものなので、いわばプリペイド携帯を主な連絡先にしているようなものです。なので電話番号も伝えず、連絡先がフリーメールだけだと信頼度はかなり低いでしょう。
逆に信頼度が最も高いのは独自ドメインのメール。
独自ドメインは無料で気軽に取得できるものではないし、アドレスをみればフリーメールでないことが一発でわかります。電話番号で言えばこちらは固定回線の電話番号のようなものですね。
電話番号は携帯より固定電話
連絡先の電話番号が携帯電話だけより、固定電話を載せている方が信頼されやすいです。「仕事用に固定回線を引いているならプロ意識が高そう」「携帯電話と固定電話両方あるなら、いつでも連絡がつきやすそう」というイメージが強いからでしょう。
最近では固定電話を持たない人も増えているので、時代の流れとしては携帯電話だけでもおかしくありませんが、だからこそ今の時代でも仕事用に固定電話を完備している方は信頼されます。
常に名刺を持っている
フリーランスの仕事はいつどこで転がり込んでくるかわかりません。友人の紹介や、居酒屋の席、趣味の仲間から依頼されることもあるでしょう。そんな時のためにいつでも名刺を携帯していると信頼を得やすいです。
相手が名刺を渡してくれたのに、こちらはいつも名刺の用意が無いというのはかなり微妙なので、いつもは人と直接会わないネット専門のフリーランサーでも名刺は万が一のために携帯しておきましょう。
連絡や報告がしっかりしている
仕事を引き受けた段階で、常に受け身でいるだけでなく、疑問点やあいまいな点はすぐに確認しましょう。憶測で判断してクライアントのイメージと違う物を納品してしまった場合、悪いのは伝えた情報が少ないクライアントでなく、確認を怠ったフリーランサーの責任です。
クライアント側が依頼する事自体に慣れているとは限らないので、必要な連絡や報告は自発的に行っていきましょう。
提案ができるフリーランサーは強い
指示されたならば指示された通りに仕事をするのが基本ですが、明らかに問題のある個所は、指摘した上で修正案を提示できるフリーランサーは重宝されます。同様に、プロジェクト自体に明らかな欠陥を感じた場合は、代案を提示できると信頼を得やすいです。
問題を見て見ぬふりは危険
明らかに問題だと感じる箇所を、そのまま伝えずに作業するのはリスクが大きいです。後で問題に気づいたクライアントから大幅な修正依頼がくるかもしれないし、問題だと気づかずに完成させても利益が得にくいことから、次の仕事に繋がりません。
ただし、センスに関わる事やプロジェクトの将来性など、個人の考え方で大きく変わる部分は、クライアントの意思になるべく沿い、こちらの考えを伝えるべきではありません。指摘するべきは、明らかな問題点のみです。
SNSで仕事のミスや不満を語らない
フェイスブックやツイッターなどで、自分の仕事に触れる場合は、ポジティブなイメージだけを伝えるようにしましょう。自分のミスやクライアントへの不満を露出すると、こちらの価値や信頼度がさがるだけで、何もメリットがありません。
仕事が軌道に乗っていなかったり、不遇な状態が続いているとしても、仕事の話をするなら、意気込みや仕事の楽しさを語りましょう。
SNSの投稿が知人のみへの公開だったとしても、どこで情報が伝わるかわからないし、知人から仕事を依頼されることもあるので、仕事を全く気にしたくないプライベートなSNSは、本人と確認できない著名性の高い媒体だけにした方が良いです。
まとめ
- インターネット上で最低限の素性、経歴が確認出来る
- 連絡先が充実している
- 常に名刺を持っている
- 連絡や報告がしっかりしている
- 提案ができる
- SNSで仕事のミスや不満を語らない
コンタクトの面においては、素性や経歴をネット上で確認できるようにした上で、連絡先や名刺に気を配っておきましょう。第一印象という部分ではこれらが最も重要で、信頼して良いかどうかの最初の判断基準になります。
仕事を受注した後は、連絡や報告、出来れば提案なども出来るようにしましょう。一方でSNSには細心の注意を払い、クライアントへの不満をもらしたり、ネガティブな発言は控えるようにしましょう。
ライター:敏夫
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