いきなり再就職は危険?フリーランスから会社員へ転職するのに必要な準備とは?【個人事業主の転職・再就職】

いきなり再就職は危険?フリーランスから会社員へ転職するのに必要な準備とは?

フリーランスを経験し、やはり会社員に戻ろうと決めた人に対して、現役「人事&面接官」として言いたいことがあります。

それは、、
いきなり再就職は危険!準備は絶対必要!!!
ということです。

世の中には「何も考えず、若さで乗り切ろう!」とか「とにかく勢いが大事!」というフレーズが合う場面も、多々存在します。

しかし、フリーランスから会社員に戻る際の再就職には、事前の準備は不可欠です。

「面接通過率」にも影響がありますし、何より実際に会社員に戻った際の「過ごしやすさ」に影響があるからです。

今回は「なぜフリーランスから会社員への再就職に対して準備が必要なのか?」や「こういう事前準備があると良い」ということを中心にご紹介させていただきます。

スポンサードリンク

【PR】職場の人間関係やパワハラ・セクハラでお悩みのあなたへ【退職代行大百科】

いきなり再就職は危険?フリーランスから会社員へ転職するのに必要な準備とは?

フリーランスから会社員に再就職!その時、準備が必要な理由とは?

フリーランスから会社員に戻りたい人は、できる限り就職活動は早く済ませて、会社員として働きはじめたいと思うものでしょう。

更に就職活動が長引くと、最初は「頑張ろう!」と思っていたものが「しんどいな。やっぱり会社員になるのは辞めようかな」なんて思いはじめてしまいます。

そうすると自己嫌悪になりますし、今までの時間もムダになってしまいます。

そうならない為に、フリーランスから会社員に戻りたい人には「事前準備」をすることを強くオススメします。

理由は下記の通りです。

  • 会社員になる覚悟ができる
  • フリーランスより、会社員→会社員の転職の方が有利だから
  • 面接の通過率が上がる

【会社員になる覚悟ができる】

「フリーランスから会社員になるぞ!」と思う気持ちも、人によってそう思った背景は様々です。

いきなり再就職活動をするのではなく、気持ちの洗い出しなどの「事前準備」をすることによって、その背景がより鮮明に見えてきます。

そうすると、次第に会社員になる覚悟ができてきます。

実際に会社員として働きはじめた際に、壁にぶつかることもあるでしょう。

その際に、会社員になる覚悟の度合いが大きい方が、立ち止まって本質を見直すことができるので、問題も解決しやすいです。

覚悟が少ないまま壁にぶつかると「やっぱり会社員辞めようかな」と簡単に思いやすくなり、結果的に損になります。

【フリーランスより、会社員→会社員の転職の方が有利だから】

人事&面接官として、ちょっと厳しいことを言います。

やはり、フリーランスから会社員に再就職を希望する人より、会社員→会社員として転職を希望する人の方が採用率は高いです。

多くの面接官が「フリーランスより、会社員経験者の方が「会社」というものに馴染みやすいだろう」という先入観がある為です。

この先入観を打ち砕くだくものを用意するには、やはり事前の準備が大事なのです。

【面接の通過率が上がる】

長年面接をしていると「この人は事前準備をしているか?」という点は、簡単に見抜くことができます。

事前準備をしていないことが分かると、会社員に戻りたいという本気度が少ないとみなされます。当然面接での採用率が下がります。

こんな事前準備が、会社員への再就職をスムーズにする!

それでは「こんな事前準備を行うと、フリーランスから会社員への再就職がスムーズになる」という具体例をご紹介します。

【「会社員になりたい気持ち」の理由を洗い出す】

フリーランスから会社員への再就職を希望する人は、例えば下記のような理由があるでしょう。

  • 安定した収入が欲しい
  • フリーランスという身分に疲れた
  • 孤独な気持ちから解放されたい
  • etc…

しかし、これだけでは「会社員になりたい気持ち」の理由の≪洗い出し≫にはなっておりません。

ここから更に細かく追及していくのです。
例えばこうです。

安定した収入が欲しい

なぜなら、会社員より多い収入が入る月もあるが、それ以下の月もあるから

このことを考えていると、未来への不安が出てきてしまった。
仕事をしている最中にも、不安にかられるようになった

こんなことを考えている時間も、本来の仕事に集中して働きたい

それなら、成果に関係なく「安定した収入」が手に入る会社員という働き方が合うと思った

このように考えていくと、今の自分にとっては「フリーランスより会社員としての働き方が合う」と理解ができ、気持ちの洗い出しができたことになります。

気持ちの洗い出しができると、どんな再就職先の会社を選べば良いかが見えてくるので、ポイントを絞って再就職活動ができます。

時間も効率的に使えます。

【会社員になった際のビジョン・目標を明確にする】

フリーランスから会社員になった際のビジョン・目標が明確でないと、会社員になっても「自分は何がしたかったのか分からない」ということになり、結局辞めることになってしまいます。

こうなると、再就職の為にかけた時間もムダになってしまいます。

そうならない為に、今後のビジョン・目標を明確にしましょう。

言い方を変えると、ビジョン・目標が明確でないうちは、再就職活動は待った方が良いと言えます。

【フリーランスから会社員になった際に失うものを理解する】

フリーランスにはフリーランスの良さがあり、会社員には会社員の良さがあります。

これは、フリーランスから会社員になった際に失うものもあるということです。

このことを理解せずに会社員になると「フリーランスの時は、こうだったのに、、会社員になると窮屈だ」と思ってしまい、会社員としての良さが見えなくなってしまいます。

そうすると会社員として働くことが楽しくないですし、辞めようかなという気持ちになってしまいます。

結果的に、再就職活動にかけた時間をムダにしたことになります。

フリーランスから会社員になった際に失うものは、下記などです。

時間の自由

・会社には定時があります。出社時間を守り、それに合わせて起床する必要があります。

人間関係の自由

・会社には様々な人がいます。気の合わない人がいても、関わらなければならないケースも多いです。

成果に対しての報酬率

・フリーランスの時は、成果は100%自分のもとに入ってきました。
会社は成果から幾分の利益を取り、あなたの給与に反映します。

【ある程度の貯蓄を用意する】

最低でも、普通の会社員の2~3ヵ月分くらいの貯蓄を用意しておくと安心です。

フリーランスから会社員に再就職した場合に、フリーランス時代よりも給与が減るケースは多いです。また、環境が変わる際には出費も多いので、そういったものも考慮する為に、貯蓄はあった方が安心です。

さらに会社員に戻ってから、万が一辞めたくなった場合にも、貯蓄があれば安心して辞めることができます。しかし貯蓄がない場合には、我慢と無理をして働くことにもなりかねません。

まとめ

フリーランスから会社員への再就職には、様々な準備が必要なことが分かりました。準備というと面倒だなと感じる人もいるかもしれません。

また「数打てば当たる」と思う人もいるかもしれませんが、事前準備なしで当たった会社は「ものすごいブラック企業だった!」なんてケースも多いものです。

準備をして再就職に挑んだ方が、結果的に「時間の節約」や「労力の消費を最小限に抑える」ことが可能となります。

再就職を目指すみなさんにとって、良いことの方が多いのです。

事前準備をしっかり行い、フリーランスから会社員への再就職が早く叶うことを願っています。

iDeCo・ふるさと納税・仮想通貨の申告に対応、個人事業主・会社員の副業でも使えるおすすめ会計ソフト

1位:クラウド会計ソフト「freee」

もはやクラウド会計ソフトの界隈で知らない人はいない。それほどまでにシェアを広げているNo.1クラウド会計ソフト、それがfreeeです。すでにfreeeを利用している事業所数は100万を突破しており、提携しているクレジットカード会社・銀行の数が3630件以上、これは会計ソフトでナンバー1の数字です。

あなたの持っているクレジットカード・銀行口座を登録することで取引明細を自動で登録!わざわざ手で振込先名や金額を打ち込む必要がありません。

明細の仕分けを行うには、パソコンはもちろんのこと、配信されているfreeeアプリを使ってスマホ・タブレットからでも可能です。一度仕分けした項目は次回以降、同じ内容で自動登録します。アプリを使えば移動中の電車内でも経理作業を完了できるため、経理時間の短縮・コストの削減に必ず貢献します。

最近話題になっている「ふるさと納税」「個人型確定拠出年金iDeCo」にも対応。専用フォームが用意されており質問に答えるだけで申告書に自動入力してくれます。また、日本の会計ソフトでは初となる、「仮想通貨の申告」にも2018年2月上旬に対応!

取引明細の仕分けを繰り返して行くことで、年末には自動的に確定申告書・青色申告決算書が完成。使えば使うほどあなたを楽にしてくれる、それがクラウド会計ソフトfreeeです。無料トライアルがあるので使用感を先に知りたい人でも安心して使えます!

【PR】職場の人間関係やパワハラ・セクハラでお悩みのあなたへ【退職代行大百科】

えふまが!公式アカウントをフォローして最新情報を受け取りましょう!