みんな困ってる?個人事業主やフリーランスが職業を聞かれた時の良い答え方
仕事には様々な職種があり、建築業・美容関連業・飲食業といった数多くの職種があります。
あなたがサラリーマンであるなら、知人から自分の仕事を聞かれた際、「私の仕事は○○です」とハッキリ答えることができると思います。
しかし、フリーランスはそういうわけではありません。
「仕事」という一つの枠の中で急激に増加を続けているフリーランスですが、フリーランスというのは働き方の一つの名称であり、フリーランスの中でも職種や業種は様々です。
日本ではサラリーマン人口が多いですから、フリーランス自体を全く知らない人がほとんどです。なので、フリーランスにとっては当たり前のことを話しているつもりでも、相手の頭の上にはてな(?)が出てきてしまうことがあります。
そこで今回は、フリーランスが他人に職業を聞かれた際どのように答えれば良いのか、いくつか案を出してみたいと思います。答え方で困っている方は是非参考にしてみてください!
職業を聞かれたときの答え方
答え方1.「フリーランス」とそのまま答える
「フリーランス=自営業」という括りから、そのまま「フリーランスだ」と答える人が大半だと思います。
「仕事は何をしているの?」と聞かれ、「フリーランスです」と答えた場合、「フリーランスって何?」と聞く人も多いでしょうが、そういった場合に保険として「自営業」と答えることができます。
人間の心理学的に「他人の事にはあまり深く関わらない」ということから、「自営業」と答えれば「そうなんだ」といった具合に話が終わり、「自営業って大変だよね」と別の話に切り替わるパターンが多いそうです。
「フリーランス」という言葉を聞き慣れない人もたくさんいるため、説明が面倒臭いという理由から、そのまま「フリーランス」の一言で終わらせてしまうこともあるようです。
答え方2.分類される職種・業種で答える
フリーランスの中にもいろいろな職業があります。ライター・デザイナー・ITエンジニアなど、多種多様な職種があります。「何の仕事をしているの?」と聞かれた際には、自分の仕事に当てはまる職種で答えましょう。
これはフリーランスに関わらず、全ての仕事に共通するものであり一番分かりやすい答え方でもあります。なぜなら、独立をしているのか?、企業で働いているか?、という違いはあれど、職種だけは変わることがないからです。
「どこの会社で働いているの?」と聞かれた場合は、「自営業だよ」と答えれば済むことなので、あえて「フリーランス」という難しい言葉を出さずに職種のみを答えるという、最も簡単な答え方がベターだと個人的には思います。
答え方3.「○○系の仕事」と答える
自分の仕事を聞かれた時に、「あまり詳しく話したくない」と思う人も中にはいると思います。そんな時は、「○○系」の仕事と答えるのがベストだと思います。
私のようにフリーランスライターの場合は、「ライターの仕事です」と言い切ってもさほど苦にはなりません。
しかし、特殊な職種に携わっている人は、説明が難しいと思ってしまい、「専門職の人ではないから話しても理解してもらえない」といった意識から、
「あまり詳しく話したくないな」と思った時は、「デザイン系の仕事」「アパレル関係の仕事」といったように、大雑把に区切ってしまった方が答えやすいかと思います。
このように、様々な答え方があるわけですが、まずは自分が「フリーランスとは一体何なのか?」ということをきちんと理解し、それに合わせて質問してきた相手に説明できるようになることが、一番良い答えになるのだと思います。
職業を聞かれた際、慌てずに答えられるようにするには?
ここまで書いてきた、フリーランスの答え方をまとめます。
- 答え方1.「フリーランス」とそのまま答える
- 答え方2.分類される職種・業種で答える
- 答え方3.「○○系の仕事」と答える
自分の仕事がはっきりしていれば、答え方に迷うこともありません。今回紹介した解答例は、「自分がフリーランスであることを上手く説明できない人」が使う最終手段でもあり、
一般の人に対しては「どんな言葉を使えば、一番簡単に理解してもらえるのか」を先んじて考えておく必要があります。
もはや、あなたがサラリーマンでもフリーランスでも関係ありません。自分の職業を聞かれることは日常茶飯事の事です。
それに対して、自分が「自分の職業」をどこまで理解できているのか、どんな言葉を使えば理解してもらえるのか。を考えておくことによって、初めて「自分の仕事は○○です。」と言えるようになるのです。
今まで無かった職業に就いている可能性もある
あなたは「自分の仕事が上手く説明できない…。」といつも悩んでいるかもしれませんが、自分の職業を説明できなくても、それはおかしなことではないかもしれません。
今は技術進化の目覚しい時代です。今、当たり前のようにあるWEBやITの仕事でも20年前には無かった職種が大多数でしょう。それと同時に、今の子供達は将来、現時点では存在しない新しい仕事に就く可能性が高いという見方もあります。
つまり、あなたの仕事は最近生まれた仕事である可能性があり、自分の仕事が理解されないことがあったとしても何もおかしなことではないのです。
一方で、自分の仕事が理解されないのはとても辛いことです。周りの知識が無いとしても、理解される努力は必要であると考えます。
まず、自分がフリーランスとしてではなく、一般人の視点で「どんな言葉で言えばわかりやすいのか?」を考えるところから始めてみてはいかがでしょうか。
答えは千差万別ですが、必ずあなたに合った答え方が見つかると思います。
ライター:浜口
iDeCo・ふるさと納税・仮想通貨の申告に対応、個人事業主・会社員の副業でも使えるおすすめ会計ソフト
-
個人事業主の銀行口座・屋号(開閉)
-
請求書未経験者のための作り方・送付方法(開閉)
-
個人事業主の節税(開閉)
-
ふるさと納税(開閉)
-
仮想通貨の確定申告(税理士執筆)(開閉)
-
e-tax(電子申告)について(開閉)
-
クラウド会計ソフトfreeeについて(開閉)