あなたがクオリティに対してどう思おうと関係無い?クライアントが良いと言えば良いのです!
フリーランスで仕事をしていると、クライアントが求めるクオリティとこちらが考えているクオリティのボーダーラインが違うこともあります。そこで今回はどこまでのクオリティで仕上げればいいかお話ししたいと思います。
あなたがクオリティに対してどう思おうと関係無い?クライアントが良いと言えば良いのです!
締切が近い!でもクオリティに納得いかない
納期が迫っていて、依頼されたものは制作できている。だけど自分的には納得のいかないクオリティだという事もあるでしょう。こんな時「クオリティに納得がいかないから、納期を伸ばしてもらおうかな」と考える人もいるかもしれませんが、これはNG。
納期が迫っているなら、自分的には納得がいかなくても一度納品し確認して持った方が良いです。
そもそも仕事というのはクライアントが納得のいくものを作るものであって、自分が納得のいくものを作るものではないので、クライアントがクオリティよりも速度を重視している可能性を考えると、まずは提出してみるべき。
「どれだけ時間がかかってもいいので、貴方が実現できる最高のクオリティで提出してください」とでもいわれていないかぎり、まずは提出して確認してもらいましょう。
クオリティの低いものをみせて、評価は下がらないか
クオリティが低いまま提出すれば、確かに評価はさがるかもしれません。もっと時間をかければ保てたクオリティで出していれば、高評価だった可能性もあるでしょう。
しかし一度も見せてもいないのにこちらの感覚で低クオリティを理由に提出を渋ると、クライアントからは「扱いにくい人」と思われるかもしれません。
出来が良いかどうかは製作者でなくクライアントが考える事なので、「自分で納得のいくクオリティになるまで仕事をする」というのは、自分の考え方を重視しており、クライアントを第一に考えていない、厳しい言い方をすると「プロとしての認識がずれている」と思われてしまいます。
自分の納得がいくまで制作をしていいのは、クライアントではなく自分の欲求で制作している芸術家であって、クライアントがいる限りライター業もデザイナー業もお客様ありきの仕事です。
クライアントの修正案を言うとおりにするとクオリティが下がる場合
クライアントの修正案通りに作業を行うと、明らかにクオリティが下がると感じる事もよくあることです。しかし「元のままの方が良い出来だとおもうのですが・・・」と食い下がるのはNG。言われたとおりに修正するべきです。
「(修正案について)こうしたほうが良いと思うのですが、あなたはどう感じますか?」と相談されているなら別ですが「このように修正してください!」と言われているのであれば、了解するしかありません。
例えばの話ですが、とある商品を販売するWEBページの製作を依頼されて、あなたにとって最高の出来のデザインとテキストで完成したとします。
それを提出した時の修正案が、あなた的にはかなりクオリティが下がると思ったとして、「元のままのほうが良いかと思います」と言ってしまうのは「元のままのほうが絶対商品が売れます」と言っているのと等しく、あなたはその商品の売れ行きを保障できないかぎり言って良い言葉ではありません。
そもそもクライアントが「こうすれば売れる!こんなWEBページなら売れる!」と考えているものに異を唱えてしまうと、計画通りに作ってくれない、こちらの意図をくみ取ってくれない扱いにくい人と思われるでしょう。
クライアントにとっては「いえいえ、○○という意図があるので、こうしたほうが良いんですよ」と説明することすら面倒なので、異論を唱えるのは絶対NGです。
修正案通りだと矛盾や間違いが出来てしまう場合
修正案通りに作った時に、内容に矛盾が出来てしまう、情報的に間違いがあるといったような場合は、修正する前に確認してもらいましょう。矛盾や間違いはクオリティ以前の問題なので報告するべきだし、迷惑に思われることは無いかと思います。
ただし、矛盾や間違いを指摘する場合、言い方には細心の注意を払いましょう。クライアントに恥をかかせたり、気分を悪くさせてはいけないので、皮肉に感じてしまうような物言いは一切せず、
「修正案了解しました!一つ質問なのですが、この部分(矛盾や間違いが起こる部分)については、どのように変更すればいいでしょうか?」
といったように「その指示は間違えています」といった異論をせずに追加指示を仰ぐようにしましょう。
まとめ
- クオリティは製作者でなくクライアントが判断するもの
- 修正案は基本言うとおりに行う。矛盾点や間違いは丁寧に伝える
制作物に熱がこもるほど、自分自身が考えるクオリティを超えていないと納得しにくい気持ちもありますが、クライアントが納得のいくものを作る事が仕事と割り切るしかありません。
思い通りのクオリティで制作したい場合は、仕事とは別に自分発信で制作したものを発表する場(自分のWEBサイトなど)で見せていくしかないでしょう。
ライター:敏夫
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