これをするだけでライティングの説得力が増す3箇条
ライターである以上、誰もが「説得力のある記事を書きたい!!」と常に意識して記事を書いていると思いますが、なかなか思ったような記事が書けず、悩むことはありませんか?
「どうやったら良い記事が書けるのか?」「どうやって相手を共感させたらいいのか?」そんな悩みを抱えるライターさんに、私がいつも意識している「説得力のある記事の書き方3箇条」をご紹介したいと思います。
ライティングの説得力が増す3箇条
実体験を載せる
ブログやTwitterのつぶやき、Facebookの日記を読んでいると、「そうだったんだ」と納得してしまうことがありますよね?普通の新聞では全く頭に入ってこないのに。
ここで重要なのが「なぜその文章に対して納得(共感)してしまったのか」にあります。
例としては、日記が一番わかりやすいと思いますが、日記というものはその日にあった出来事を書くものであり、いわば「実際の体験を公開する」ということになります。
主観で語るのも重要
例えば、振り込み詐欺について、
「振り込み詐欺には注意しましょう」と淡々と書き連ねるよりは、
「私のおばあちゃんもこういった手口で危うく振り込み詐欺に合うところだったので、振り込み詐欺には十分注意しましょう」と書いた方が、
「あ、実際本当に身近なところでもあったのか」「こういった手口もあるのか」「気をつけよ」と、相手が親近感を持てて、納得しやすい状況を想定して文章を構成することで、簡単に説得力を持たせることができます。
○○的根拠を取り込みながら記事を書く
人間とは、なぜか科学的・物理学的・遺伝子学的などといった、「根拠に基づく文章」を好みます。これは、「多くの人が共感を持っている」「実際に証明されて『確定』されているもの」である為です。精神学的に「大勢の人が賛成する方に共感を持ってしまう」といった人間の本能をうまく利用して文章を構成していきます。ここで少し例文をあげてみたいと思います。
なぜ男性は長時間睡眠をとることができるのか?
A:男性は体力仕事が多く、常に家族のために働き続けているため、疲れていることが多いので、長時間の睡眠をとることができる。
B:遺伝子学的に、女性は子供を育てる体のつくりになっているため、短時間の睡眠でも十分に休養することができるが、男性の場合は働く体のつくりになっているため、長時間の睡眠でなければ体を回復することができないのだ。
この2つの文章を読んで、あなたはどちらに共感・あるいは納得できましたか?恐らくBだと思います。
こういったように「○○学的」という言葉を使うと、説得力のある記事が書きやすくなります。実際に、それを証明する資料がネットにあるようでしたら、それを引用して明記すればさらに説得力が増すことでしょう。
具体的な数字を記載する
これは一番最初に思いつきそうで、単調な意見ではありますが、人間の想像力の違いから、具体的な数字を表すことによって共感を得やすくなります。
- A:日本国内のフリーランサーは大勢いる。
- B:日本国内のフリーランサーは1228万人もいる。
「大勢」という言葉を使うと「自分以外のことかな〜」と思ってしまうため、具体的なイメージが
しづらいと思いますが、「1228万人」という言葉ならはっきりとした数字が出ているの
で、説得力があります。このように数字を用いることで説得力を持たせることができます。
説得力を持たせる方法は他にもたくさんありますが、なぜ私がこの3つを挙げたかと言いますと、これは3箇条の内容がメインではなく、「3」という数字に意味があります。人間は「陰陽思想」から縁起の良い奇数の数字を好み、注目してしまうといった傾向にあるそうです。
そのため、説得力を持たせたいと言った時によく使用されるのが、「3」という数字なのです。何かしらのランキングを見てみれば、5位や4位はさほど気にならないのに、3位より上はすごく気になりますよね?ですから「3」という数字は、非常に説得力がある数字なのです。
まとめ
- 実体験を載せることで説得力を持たせることができる
- ○○的根拠を取り込みながら記事を書く
- 具体的な数字を記載する
説得力のある記事を書く事は難しくとらえられがちですが、これらのことを意識して、自分が何を伝えたいのか、自分が相手にどのように伝えたいかなど、文章の構成をハッキリと決め、それを基として必要な部分だけをわかりやすく書いてみてから文章をアレンジして完成させてることで、今までとは全く違う、説得力のある文章を書くことができるようになるでしょう。ぜひ実際に試してみてください。
外部ライター:浜口
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