家から確定申告(e-tax)をするために必要な物と環境

準備

ご自宅から所得税の確定申告ができるe-taxをご存知でしょうか。もしかしたら、名前だけは聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれません。

e-taxは、国税に関する手続きを電子で申告することのできるシステムを指します。国税のうちには所得税がありますので、e-taxを利用すれば、自宅から所得税の確定申告を行なうことができます。

一見、e-taxは便利なシステムに感じますが、一長一短があります。導入前には、メリットとデメリットを把握しておきましょう。

スポンサードリンク

家から確定申告(e-tax)をするために必要な物と環境

e-taxのメリット・デメリット

e-taxを利用するメリットは、税務署に行かなくて良い、24時間ネットで確定申告を受け付けてくれる、添付書類の提出を省略できる、還付までの事務処理が早いなど多くの特典があります。

たいしてデメリットは、事前の手続きが必要なことやICカードリーダーの購入費用がかかること挙げられます。

しかしながら、e-taxのセットアップは1度済ませてしまえば、翌年から確定申告の作業がうんと楽になります。慌ただしい確定申告を避けるためにもe-taxを始めることをおすすめします。

これからe-taxを始めるための流れを説明します。

e-taxの始め方

e-taxを始めるには、大きく分けて2つのステップがあります。一つは必要な物を揃えることで、もう一つはパソコンのセットアップ等の事前準備をすることです。

まずは、e-taxに必要なものからお話しします。

1 e-taxに必要なもの

e-taxを導入するにあたり必要なものは全部で3つあります。

  1. パソコン
  2. マイナンバーカード/住民基本台帳カード
  3. ICカードリーダー

順に説明していきます。

1-1パソコン

Macユーザー、Windowsユーザーともに、e-taxを利用することができます。

e-taxを始めるには、無料のソフトをインストールしたり、特定のサイトを利用したりします。そのためパソコンの環境は、推奨されている条件が細かく挙げられています。 WindowsMacの場合に分けて、説明していきます。

Windowsの場合

Windowsを利用されている場合、OS環境は、Windows78.110以降のバージョンが推奨されています。ブラウザは、Internet Explorer 11を使用して下さい。Microsoft Edgeではe-taxを利用できないので注意が必要です。PDF閲覧ソフトに関しては、Adobe Reader XIまたはAdobe Reader DCが対応しています。

Macの場合

Macを利用されている場合、OS環境は、Mac OS 10.810.910.10以降のバージョンが推奨されています。ブラウザは、Safari 6.27.18.0を利用して下さい。PDF閲覧ソフトに関しては、Windowsと同じくAdobe Reader XIまたはAdobe Reader DCが対応しています。

1-2  マイナンバーカード/住民基本台帳カード

個人情報を読み取るため、電子証明書のチップが組み込まれているカードが必要となります。そのカードがマイナンバーカードもしくは住民基本台帳カードとなります。どちらかのカードをご準備していただければ大丈夫です。ただし、住民基本台帳カードは、電子証明書の有効期限が切れている場合があるので、よく確認して下さい。有効期限の確認は、公的個人認証サービスポータルサイトから行なえます。

1-3 ICカードリーダー

マイナンバーカード等に付いている電子証明書のチップを読み込むために、ICカードリーダーが必要になります。ICカードリーダーは家電販売店で購入できるので、ご覧になってみて下さい。また購入前には必ず、パソコンの環境と電子証明書の読み取り機能がICカードリーダーに対応していることをご確認ください。

ここまでが、e-taxを始めるにあたって必要な3つの物です。あらためてまとめますと、パソコン、マイナンバーカード(もしくは住民基本台帳カード)、ICカードリーダーの3点です。

続いては、e-taxを始めるための事前準備について説明していきます。

2事前準備

さて、ここからはe-taxを始める前の事前準備になります。国税庁が公開している無料ソフトをダウンロードして、e-taxを利用できる環境を整えていきます。

そのあとは、e-taxの開始届出書を提出します。以上の2点を済ませることで、はれてe-taxを使用することができます。

まずは、セットアップについて説明します。

2-1セットアップ

OS環境によってセットアップの手順が異なります。WindowsMacのそれぞれで、国税庁から 無料ソフトが提供されているので、これらをダウンロードしてセットアップを行ないます。

Windowsの場合

セットアップには、国税庁から無料でダウンロードできる「事前準備セットアップツール」を利用します。セットアップの作業は大きく分けて下記の4つになります。

  1. e-taxのサイトを信頼済みサイトとして登録する
  2. ルート証明書のインストール
  3. 署名送信モジュールのインストール
  4. 公的個人認証サービス利用者ソフト(JPKI)のインストール

まず、e-taxのサイトを信頼済みサイトとしてパソコンに登録する必要があります。これによりポップアップがブロックされるのを防ぐことができます。

2番目に、ルート証明書をインストールします。これは送信されたデータ、納税証明書、接続先サーバーが国税庁のものであるか確認するために使われます。

3番目に、署名送信モジュールのインストールです。電子申告をする際には、電子署名が必要になります。たとえば紙面で確定申告書を提出する場合、申告書に印鑑を押します。電子署名は、印鑑の代わりの役割を果たしています。

最後に、公的個人認証サービス利用者ソフトをインストールします。電子証明書を実際に利用するために必要なソフトです。これにより、マイナンバーカード等から読み込んだ個人情報を利用することができます。補足情報になりますが、公的個人認証サービス利用者ソフトはe-taxだけでなく、他の行政手続きの電子申請にも共通して利用することができます。

Macの場合

セットアップには、2つの無料ソフトを使用します。一つは、国税庁からダウンロードできる「KeyImport 」と、もうひとつは公的個人認証サービスポータルサイトからダウンロードできる「利用者クライアントソフト」です。

セットアップの作業は大きく分けて下記の2つになります。

  1. 「ルート証明書」をインストール
  2. 「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」のインストール

最初に、「ルート証明書」をインストールして下さい。Windowsの場合でも説明しました通り、ルート証明書は、受付システムから送信されたデータ、納税証明書、接続先サーバーが国税庁のものであるか確認するために使用されます。こちらのソフトは国税庁よりダウンロードできます。

次に、「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」をインストールします。マイナンバーカード等に組み込まれている電子証明書を利用するためのソフトです。これにより、マイナンバーカード等から読み取った個人情報をe-taxで利用することができます。ちなみに公的個人認証サービス利用者ソフトはe-taxだけでなく、他の行政手続きの電子申請にも共通して利用することができます。

2-2 e-taxの開始届出書の提出

パソコンのセットアップを終えた後は、e-taxの開始届出書を提出します。これから電子申告をする旨を最寄りの税務署にお知らせるためです。書類の正式名称は「電子申告・納税等開始届出書」と言います。

この書類を提出することで、税務署から「利用者識別番号」が通知されます。この番号は、e-taxにログインする際に必要となる重要なものです。今後も使うことになるので、大事に保管して下さい。

以上の2点がe-taxの事前準備で必要な作業です。

あらためてまとめますと、はじめにパソコンのセットアップを行い、次にe-taxの開始届出書を提出します。

まとめ

最後にこれまでの話をまとめますと、e-taxに必要な物は下記の3点です。

  1. パソコン
  2. マイナンバーカード/住民基本台帳カード
  3. ICカードリーダー

パソコンは、e-taxを利用するにあたって推奨されている環境をよく確認して下さい。WindowsMacの両方で、e-taxが使えます。

住民基本台帳カードは、電子証明書の有効期限が切れていないか確認する必要があります。マイナンバーカードを準備して頂ければ、有効期限の確認は不要です。

ICカードリーダーは、購入前にパソコンの環境と対応していること、電子証明書の読み取り機能があることをご確認ください。

次に、下記の2点の事前準備を行ないます。

  1. パソコンのセットアップ
  2. e-taxの開始届出書の提出

パソコンのセットアップは、国税庁が提供している無料ソフトをインストールします。WindowsMacでは設定方法が異なるので注意して下さい。

e-taxの開始届出書は、提出することを忘れがちです。税務署から「利用者識別番号」が通知される大事な作業なので、忘れないようにしましょう。

以上がe-taxの必要な物から事前準備までの説明になります。

e-taxは家から確定申告を行なえる大変便利なサービスです。慌ただしい確定申告の時期を避けるためにも、ぜひe-taxを導入してみて下さい。

参照国税庁

http://www.e-tax.nta.go.jp/systemriyo/

https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/iikoto.htm

個人事業主向け おすすめ会計ソフト

1位:クラウド会計ソフト「freee」

もはやクラウド会計ソフトの界隈で知らない人はいない。それほどまでにシェアを広げているNo.1クラウド会計ソフト、それがfreeeです。すでにfreeeを利用している事業所数は80万を突破しており、提携しているクレジットカード会社・銀行の数が3630件以上、これは会計ソフトでナンバー1の数字です。

あなたの持っているクレジットカード・銀行口座を登録することで取引明細を自動で登録!わざわざ手で振込先名や金額を打ち込む必要がありません。

明細の仕分けを行うには、パソコンはもちろんのこと、配信されているfreeeアプリを使ってスマホ・タブレットからでも可能です。一度仕分けした項目は次回以降、同じ内容で自動登録します。アプリを使えば移動中の電車内でも経理作業を完了できるため、経理時間の短縮・コストの削減に必ず貢献します。

最近話題になっている「ふるさと納税」「個人型確定拠出年金iDeCo」にも対応。専用フォームが用意されており質問に答えるだけで申告書に自動入力してくれます。また、日本の会計ソフトでは初となる、「仮想通貨の申告」にも2018年2月上旬に対応予定!

取引明細の仕分けを繰り返して行くことで、年末には自動的に確定申告書・青色申告決算書が完成。使えば使うほどあなたを楽にしてくれる、それがクラウド会計ソフトfreeeです。無料トライアルがあるので使用感を先に知りたい人でも安心して使うことができます。

ライター:ネモト

えふまが!公式アカウントをフォローして最新情報を受け取りましょう!