これだけあれば安心!取材・インタビューに持って行くべきモノ5つまとめ
編集やライター業務に携わっている方は、普段から取材やインタビューをする機会が多いでしょう。
- 人事で採用業務を行っており、求人広告にのせる記事を作成することになった
- クライアントの要望を詳しくヒアリングしてまとめてくることになった
などといった、普段取材することがない方でも、業務の関係で取材やインタビューをすることになった、という場合もあると思います。
今回の記事では、取材・インタビューの際に必要なモノをまとめました。いざというときに困らないためにも、ぜひチェックしてみてください。
これだけあれば安心!取材・インタビューに必要なモノまとめ
(1)そもそも、取材とインタビューはどう違う?
持ち物についてお話しする前に、取材とインタビューの違いについて理解しておきましょう。
取材とは、記事や商品を作る前に、対象物・対象者を調査したり、資料を集めたり、話を聞いたりする行為のことです。
それに対して、インタビューとは人から話を聞く行為のことです。
つまり、インタビューは取材の一部なんですね。取材、という行為の中にはインタビューや資料の調査、などが含まれます。取材とインタビュー、同じ物だと考えている方が多いのですが、こういった違いがあります。
この記事をご覧になっている方は、インタビューで必要な持ち物が知りたいと考えていらっしゃる方が大半だと思いますので、以降でインタビューで必要のモノについて解説していきます。
(2)インタビュー当日の持ち物5つ
1.レコーダー
まず、重要なのは、レコーダーです。取材しながらメモをとる場合でもレコーダーは持参した方が無難だと思います。
というのは、取材といっても、そこは人と人との会話です。盛り上がっているときに流れを中断して「ちょっとメモを…」なんてことになってしまっては、取材対象者の方のしゃべる意欲をそいでしまい、肝心の話を引き出せないまま終わってしまう、なんていう事態にもなりかねません。
ですから、あとで聞くか聞かないかはいったんおいておいて、レコーダーでインタビュー内容をすべて録音しておいた方が良いです。
インタビュー前にはレコーダーを準備し、電池の残量などもチェックしておきましょう。
レコーダー使用前にはひとこと断りを入れる
ここで気を付けていただきたいのは、レコーダーをまわす前に取材対象の方に一言断りを入れる必要があるということです。
当然だと思われる方もいると思いますが、インタビューになれてくると、いつもレコーダーを回しているから…。という理由で無意識に録音ボタンを押してしまったりしがちです。
自分は慣れているかもしれませんが、取材対象の方は取材が初めてであったり、緊張しながら取材に協力してくれている状況で、断りもなくレコーダーを回したら「この音源は何かに使われるのかな?」など余計に不安を煽ることになり、取材で心を開いてくれなくなる、ということも充分に考えられます。
レコーダーをまわす場合には、「録音させていただきます」「録音させてもらっていいですか?」など取材対象者に事前に許可を得るようにしましょう。
レコーダーはどこで購入するのがいい?
家電量販店、または楽天・アマゾンなどのインターネット店舗で購入可能です。レコーダーの種類によって、音質や使い方はことなりますので、初めてレコーダーを使用する。という方は一度家電量販店に行って、使用感を確かめてから購入するのがベターですね。
2.質問が書かれた紙・ノート
取材前には入念に準備することが理想です。質問がまとめられた紙を忘れずに持参しましょう。
また、取材対象者が語った言葉をメモするノートも準備しておきましょう。質問用紙にメモ欄を設けておく、という方法でも構いません。
3.カメラ
取材対象者の写真撮影が必要な場合は、カメラを持参しましょう。
どんなカメラを持っていけばいい?
基本的には一眼レフであればいいとされています。またあまり形式ばらないウェブなどに掲載する小さい写真であればスマホ・デジカメなどでもOKな場合もあります。
取材対象者が芸能人など、写真のクオリティを重視する方の場合は、プロのカメラマンを準備する必要があります。プロのカメラマンは、一日○万円〜など拘束する時間によって費用が変わってきます。また、取材対象者によってはカメラマンの指定がある場合もあります。予算の関係もあると思いますので、このあたりは取材前に細かく確認しておきましょう。
4.スマートフォン
いざという時のカメラ代わり、レコーダー代わりにもなる
取材にスマートフォンを持参しておくと安心です。レコーダーを忘れた、という場合でも、スマホの録音機能があれば録音もできますし、簡単な撮影ならスマホカメラで行うことが可能です。
ただ、だからといってレコーダーやカメラを持参しないでいい、というわけではありません。
やはりカメラの方が画質はいいですし、レコーダーで録音していた方が、あとでテープ起こし(録音された音源を聞きながら文字入力をしていくこと)などをするときに便利です。
レコーダーは万能ではなく、故障することなども考えられます。重要なインタビューを行うときなどは、スマホの録音機能も使用し、二重に録音しておきましょう。どちらかが壊れても安心、という保険にすることができます。
5.インタビュー対象者の著作物など
インタビュー対象の方が著作物を出されたばかり、などがありましたら、著作物を持参しましょう。
インタビューの話の流れで著作物についてコメントされた際、すぐに確認することができます。また、インタビュー対象の方に「事前によく調べてきてくれているんだな」という印象を与えることもでき、取材をスムーズに行う助けになります。
(3)インタビューを行う人によって持ち物は変わる?
- 取材の持ち物まとめ
-
- レコーダー
- 質問が書かれた紙・ノート
- カメラ
- スマートフォン
- インタビュー対象者の著作物など
これまでインタビューを行う際に必要なモノについて述べてきました。では、プロのインタビュアーは上記の5つを毎回持参しているのでしょうか?答えはNOです。
プロのインタビュアーの中には、メモは一切とらない、という主義の方、録音はしない、という主義の方など、様々な独自の方法を持つ方がいらっしゃいます。
彼らは取材を重ねる中で、思考錯誤し、自分に合った方法を見出したのです。
インタビュー初心者の場合は、上記で述べた5つのモノを持参するのが良いでしょう。実績を重ねる中で、自然と自分に合った方法が分かってくると思います。
インタビューを行う第一歩として、上記の持ち物を参考にしていただけたら幸いです。
ライター:今
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