客先常駐フリーランスという働き方を選んだ理由【常駐案件】
フリーランスには沢山の働き方があって、どの働き方が自分に合っているのか見分けるのは難しいですよね。実際にやってみないと分からないことは多いと思っていて、客先常駐もそのうちの1つでした。
客先常駐を選んだ理由は全部で3つあるので、今回はその3つをご紹介します。
前回の記事はこちら→客先常駐フリーランスの案件はどの地域に多くあるか?都道府県別で紹介
客先常駐フリーランスという働き方を選んだ理由
金銭面の安定
私が客先常駐を選んだ理由は、固定的に収入が貰えるからです。フリーランスの方なら明日いきなり仕事がなくなる恐怖を感じたことがあると思います。
そんな恐怖を和らげてくれ、決まった報酬が貰えるのはありがたいことです。
時間が決まっているため、一定の時間は取られますが他の案件の時間配分を考えて調整が出来たので、その面に関して言えば良かったと思います。また、営業活動をする時間が減り仕事自体に注力することが出来るのも魅力の1つでした。
報酬は自身で交渉しました。しっかりと詳細を出すことで相手の企業さんに納得してもらうことが出来ます。1度受けてしまうとなかなか報酬を変えることが難しいので先に希望を提示しました。
なんの根拠もなく報酬を提示しても受け入れられてもらえないので、時間や今までの実績、作業量を自分で分析することが大切です。なるべく細かく伝えることが重要なので、文字単価、1時間に何字書けるか計算しての時給換算、今までの案件の平均単価等分かることは数値化します。
そうすることで、企業が提示している仕事量だとどのくらいの予算なのかが想像しやすく、無駄な交渉をする時間を減らすことが出来ます。
私の場合は具体的な金額でいうと1ヶ月10万円でした。作業量を考えると妥当だったと思います。
時間の自由さ
客先常駐ということはもちろん時間単位で客先に行かなければなりません。あまりに長すぎると、他のものに手が回らないですし、かといって短すぎるのもいく意味があるのかと思ってしまうのでしっかりと考えるべきです。
1日何時間で週に何回通うのかで、自分の時間の使い道を大きく変えます。
週15時間契約だとしたら、1日5時間を週に3日でも、1日8時間を週に2日でも良いことになりますが、よく考えてみてください。1回の通勤時間に1時間かかるとしたら往復で2時間かかります。その時間も天秤にかけなければなりません。
自身がその2時間で何が生み出せるのかを考える必要があります。私の契約は1日5時間週に3日という契約でした。社内の人とコミュニケーションを取ることが多い案件だったため、日数をばらしました。
金額と時間を考えると月60時間で10万円なので時給に直すと、1666円ということになります。プラス通勤時間なので実際は1500円くらいでした。
そう考えると1500円を普段の1時間で生み出せるかどうかで、その契約を結ぶべきか判断が出来るようになります。私の場合は、まずは固定の収入が欲しいというのと、営業の時間等を考えたら、ちょっと1500円は届かないのではないかという理由で承諾しました。
出社時間は13時~18時でちょうどお昼からの勤務だったので、朝の負担も少なく通うことが出来ました。ただ、退社の時間は自身から切り出さないと誰も気には掛けてくれないので、要注意です。
最初は気が引けて言い出せませんでしたが、それは契約にはないですし、当然の権利だと言い聞かせて帰るようにしました。特に何か言われるわけではなかったので気にしすぎだったかなとは思いますが、初対面の人ばかりだと気は遣いますよね。
契約が1ヶ月更新
契約の更新がどのくらいの頻度なのかは私にとっては非常に重要でした。3ヶ月だといざという時に辞めることが出来ないし、逆に短すぎるのも更新等で面倒くさくなってしまうので、1ヶ月にしました。
辞める際は2週間前申請だったので、良心的だと思います。
この更新期間が長いと、今よりも良い案件が来た際や職場での人間関係で上手くいかなかった際になかなか抜け出すことが出来ません。
長い間我慢しなければならないですし、報酬的にもそこまで美味しくないのであれば、時間を無駄に消耗してしまうことになります。そんな状況を防ぐためにも期間は自分が我慢できる範囲で契約することが大切です。
更に言うと、辞める申請をしてから辞められる期間も短い方が良いです。これが長いと、契約が更新されてしまったり、そもそもその間会社に居ずらくなります。
私はそんなことが無いよう、1ヶ月自動更新の2週間前に辞める申請というものを選びました。
まとめ
多くのフリーランスが客先常駐をする際に向こうの条件を丸呑みしてしまうのですが、個人的にはあまりオススメしていません。自身の実力と報酬を自覚して交渉に持ち込むことが、将来の自分を助けます。
客先常駐は選べるので、報酬、時間、契約期間を見極めてどこが良いか、自分に合っているかを考えることが大切だとは思いました。
中には失敗して、後悔しながら働く人もいるのでそうならないように、予防線を張っておくことが良いのかなと思います。絶対ゆずらない何かの条件を設定するのも客先常駐する際には役に立つのでオススメです。
次の記事はこちら→仕事がないフリーランスは無理してでも客先常駐案件をやるべきか
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