客先常駐フリーランス案件をやる前に持っていた不安3つと実際に働いてみた感想【常駐案件】
いくら仕事の内容が良いからといって、油断していてはいけません。完全なフリーランスとは違い、客先常駐フリーランスでは一緒に働く人がいます。客先常駐は当然ながらよそ者が突然会社に出向くわけなので、新入社員の様な感覚です。
新入社員には多くの不安がありますよね。これは客先常駐の際も変わることはありません。私も不安は沢山ありましたが、ここでは特に大きかった3つの不安をご紹介します。
前の記事はこちら→客先常駐フリーランスとして働き始めるまで流れと手順
客先常駐フリーランス案件をやる前に持っていた不安3つと実際に働いてみた感想
不安1:人間関係は誰でも不安
まずは人間関係です。正直ここが1番大切なのではないでしょうか。今までの働き方と大きく違うのは常に誰かと仕事をしているということです。人との関係性は不安しかなかったですね。
仕事の内容が自分に合っていて全くストレスがない状態なのに、一緒に働く人があまり良い人でなければ仕事もはかどりません。思わぬところからストレスを感じることもあるというのは覚えておいた方が良いでしょう。
人間関係の場合、自分に直接関係がなくても被害を受けることがあります。社員同士の仲が悪くて業務が滞ったり、無駄な工数が増えたりするのです。自分はしっかり仕事をしているのに、他のことに時間を取られては厄介ですね。
どういう人間関係図なのかを把握しておくことは大切です。私も実際にそういうことがあったので、他人事ではないと思います。
客先常駐前の私はとにかく不安だらけでした。しかし、そんな不安は働いてみるとあっという間に解消されました。会社の社員さんは皆優しく、分からないことも丁寧に教えてくれました。この面は運が良かったと思います。
不安2:会社のルール、郷に入っては郷に従え
次に会社のルールです。会社にはそれぞれのルールがあり、退社の時間だったり連絡の仕方だったりと統一されています。
契約はしたものの帰してもらえないのではないかという不安やしっかりと間違えずに対応できるかという不安がありました。
帰してもらえるかというものですが、こちらは最初だいぶ気を遣いました。周りの人は自分がどういう形態で契約をしたのかを知らなかったので、退社時間は他の方と同じだと思われていたのです。
「上がっていいよ」なんてことは言われないので、自分から言わないと上がれないと初日に理解をしました。
初日は30分オーバーの時間で退社になってしまったので、それからは自身から「お疲れ様でした」と切り出すようにしました。これが最初は申し訳なくて気を遣いました。
時間が経てば他の社員さんも何時で上がるか分かっているので、定時に退社することが普通になってくるので周知が大切だと思います。
会社のルールに関しては、マニュアルがあったので問題なく順応することが出来ました。しかし、これもマニュアルがあるところが普通だと思わない方が良いです。
特に小さな会社なんかはマニュアルを作らずとも周知が出来てしまいますので、ないところも多くなっています。
マニュアルがない場合は自分で勝手に判断せず、1つ1つ確認してから作業することがオススメです。確認せずにやってしまうと、何かあった際に全て自分の責任にされてしまいます。
自分の身を守るためにも、確認は重要になってくるのです。
それより簡単なのは、あらかじめ遵守するルールを聞いておくことになります。これは契約時に聞いておくのが良いでしょう。あらかじめ聞いておくことで、ミスの防止にもなりますし、何より事前に説明を受けていることになります。
言い訳を用意するという聞こえが悪いですが、事実として残しておくことは大切です。後に自分を助けてくれる手札になるでしょう。
不安3:契約内容、これは自分の運命を変える
最後は契約の更新に関してです。働く期間が長ければ長い程契約を解消しにくくなるのではと個人的に思っていました。
1ヶ月ごとの契約更新でしたので、2週間前に申し出れば良いのですが言い出せるかが不安でした。
解消の旨を伝えたら、なんか裏切るような気がしてしまったのです。しかし、これは取り越し苦労でした。辞めようと思ったら案外きっぱりと言えましたし、周りの方も惜しんではくれましたが、気持ちよく送り出してくれました。
予め辞める時期を決めておけば、このような不安はなくなるので決めてからの契約をオススメします。
それが出来ない場合、おおよその目安を契約時に伝えておくだけでも、気持ちが大きく違うので参考にしてみてください。
まとめ
客先常駐を始める際に不安は多くあると思います。不安に思うことは大切で、その不安に対処する方法をあらかじめ考えておくことが出来ますよね。
客先常駐は会社と個人との契約なので、守ってくれる人は自分以外にいないということを肝に銘じておきましょう。いざという時にどのように対処するかは常に考えておくべきです。
備えあれば憂いなしという言葉がありますが、客先常駐ではこの言葉が当てはまります。ただ、私のように取り越し苦労ということもよくあります。どちらかといえば、そちらの方が多いでしょう。
企業とはいえど相手も人間です。ある程度の融通は利きますし、優しい人も多いです。契約前にそういうところも含め客先常駐するか判断すると良いと思います。
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