客先常駐フリーランスとして働き始めるまで流れと手順【常駐案件】
客先常駐として働くことを決めたはいいけど、何をしたら良いのか分からないという人は多いと思います。
特に1番最初なんかは始め方も、提案方法もどこから案件を引っ張ってくるのかも分からないですよね。多くの人は紹介や仲介を使うことが多いようです。
今回は私がどのように客先常駐として働き始めたかを書いていきます。
前の記事はこちら→仕事がないフリーランスは無理してでも客先常駐案件をやるべきか
客先常駐フリーランスとして働き始めるまで流れ
客先常駐として誘われる
私の場合、実は常駐する前に単発で案件をいくつか頂いていました。メール等でやり取りをしていく上で、案件の数が増えたときにいちいち文章に起こして伝える時間がもったいなくなったため企業の方から提案されたのが始まりです。
メールでやり取りをしていると、どうしても書くのに時間がかかってしまいますし、細かい部分が伝えづらかったりします。案件が少なく1回や2回で済むのであれば良いのですが、案件が多くなるとそうもいきません。
そんな時に客先常駐として勤務していれば、無駄な時間がお互いに減るので生産効率が上がるということ結論に至りました。
もちろん簡単な提案だったので、具体的な金額や時間はこのときには決まっていなかったです。ただ、時間短縮にはなるので、そこを考えて条件等を相談しましょうという流れになりました。
逆に自分から提案するのもありだと思います。お互いにプラスになるのであれば、そっちの方が良いですし、案外受け入れてもらえるものです。
条件交渉は慎重に
条件の方は今の作業量と、単価を見て時給換算して報酬は決めてもらい、お互い合意してから契約を交わすというものです。報酬面はしっかりと考えてくれていて対面で相談に乗ってくれたのでスムーズにいきました。
時間当たり2000円の仕事をしているのであれば、2000円で良いのではないでしょうか。ただ、個人的には少し多く見積もることをお勧めします。理由は常駐中は客先の仕事しか出来ないことが大きいです。
さらによく考えると、メール等の時間短縮になったのはお互い様ですが、時間当たり2000円稼いでいたとして、時給2000円で働いたら通勤の時間を無駄にするだけになってしまいます。
企業にとってはプラスですが、自分にとってはマイナスということになるのです。そう考えると、今以上の時給を設定しなければならないことが分かると思います。
時間面は自分から提案しました。企業からしたらやることをやればというスタンスだったのでこの量であればと、ある程度見積もってから提案したのが良かったのかなと思います。
結果1日5時間程度の常駐になりました。友人等から聞くと、常駐時間は様々なようですが、最低4時間からというところが多いみたいです。
この条件交渉は1度決まってしまうと、契約が満了されるまで変更することが出来ません。途中で納得できなくなっても勤め上げなければならないのです。
契約期間が長ければ長い程、後悔やストレスも大きくなるので、本当にその内容で良いのかしっかりと考えて決めることが大切になってきます。
お互い元々知っていたので、話し合いもスムーズにいきました。
決まり次第スタート
条件等が決まりましたら、契約というものがあるので契約書の内容の読み合わせをしてサインします。この契約書は本当に重要ですので、しっかりと目を通しましょう。
自分では気づいていない不利になるようなことも書かれている場合があります。契約解除についてやペナルティーがある場合は特に気を付ける必要があるようです。
私のところではなかったですが、遅刻につきペナルティーがあるという客先もあるそうなので、自分の身を守るためにも熟読しましょう。
業務委託契約書の他にも、秘密保持契約書というものがあります。個人情報の管理についてや会社の機密についてのものが一般的ではないでしょうか。
これはない場合もあるので、業務委託契約書さえ書けば、終わりという場合もあります。
気になる点があったら、迷わず質問しましょう。経験上、企業は会社にとってプラスになるように動くので、言い回しなんかも不透明な感じの時があります。
後でトラブルの原因にもなるので、不安要素は消しておくことをオススメします。
私は特に問題もなく業務委託契約と秘密保持契約を交わして完了という流れでした。契約期間も自身の要望を聞いてもらえたので不満もなかったです。
これで勤務スタートの準備は完了しました。勤務前に会社でのルールや取り決めは聞いておいた方が始まったあとがスムーズになりますし、無駄な摩擦もなくなります。
まとめ
客先常駐するまでの流れは、客先常駐の提案→条件交渉→契約書記入→スタートというようなものです。特段難しいことはなく、条件と企業側との利害が一致さえすれば出来ますね。
やはり、最初の客先常駐の提案が肝となるようです。企業も考えていないところが多いので、自分から提案するということでチャンスは広がります。
却下されても不利益になるようなことはないので、提案をしてみる価値はあるはずです。
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