e-tax(確定申告)直前なのに自分のPCに対応していないカードリーダーを買ってしまった。そんな時の対処法

失敗した男性

なぜかICカードリーダーが使えない。こういうパソコン関連のトラブルはよくあります。またe-Taxの準備はひとりで行なっている方が多いので、行き詰まってしまう。

この記事では、ICカードリーダーが使えないときに、確認する事項とe-taxがどうしても使えないときの対処方法について紹介していきます。

次の記事はこちら→スマホ版e-Taxで出来ること、パソコン版e-taxとの違い

スポンサードリンク

確定申告直前なのに自分のPCに対応していないカードリーダーを買ってしまった。そんな時の対処法

ICカードリーダーが使えないときの確認事項

ICカードリーダーが使えない。そんなときはつぎの6つを確認してみましょう。

  1. ICカードが正常にセットされているか
  2. ICカードリーダーが正常に接続されているか
  3. ICカードリーダーがマイナンバーカードもしくは住民基本台帳カードに対応しているか
  4. ICカードリーダーがWindowsもしくはMacに対応しているか
  5. ICカードリーダーを使用するための設定作業(デバイスドライバのインストール)が正しく行われているか
  6. 認証局からCD-ROM等で提供されるプログラムのインストールが正しく行われているか

まずは、かんたんに確認できることからみていきますね。

ICカードがしっかりと挿入されているか、もう一度確認しましょう。またICカードリーダーがUSB接続先にもしっかりと挿入されているか確認してください。

つぎに、そもそもICカードリーダーが適切なものであるかを再確認します。マイナンバー等を読み込めるICカードリーダーを使っていますでしょうか。ICカードリーダーのカタログから、確認してみてください。

またお使いのICカードリーダーはお使いのWindowsMacに対応していますでしょうか。推奨されている環境は、OSのバージョンは細かく決められています。もう一度、見直してみてください。

さいごは、インストール関連の確認です。

ICカードリーダーをつかうには、ICカードリーダー用にドライバをインストールしなければいけません。もしかしたら、インストール自体を忘れているかもしれませんよ。もう一度お手元のICカードリーダーを確認してみましょう。

また、e-taxの事前準備でおこなうソフトのインストールが正しくできていないことも考えられます。こちらももう一度確認してください。

それでもICカードリーダーが使えない場合は?

さきほど挙げた6つの事項を確認しても、ICカードリーダーがうまく作動しない場合は思い切ってe-taxにより確定申告書の提出はやめましょう。

e-taxの準備で時間をかけるのは、もったいないです。むしろ確定申告書の作成に時間をかけるべきです。なにもe-Taxを利用しなくては確定申告ができないわけではないのですから。

つぎからはe-tax以外による確定申告書の提出方法をご紹介します。

e-Tax以外による確定申告書の提出方法

たとえe-taxをつかわなくても確定申告書の提出できます。その方法はつぎのとおりです。

  1. 郵送
  2. 税務署で提出する

さっそく説明していきますね。

郵送方法は、郵便物もしくは信書便物

確定申告書は郵送でも提出できます。しかしながら、確定申告書を封筒にいれてポストに出せば、それで大丈夫とはいきません。税務署に提出する書類は、その方法がきっちりと決まっています。

まず確定申告書は、「信書」にあたります。この信書は「郵便物」もしくは「信書便物」で送付する必要があります。

具体的にはつぎの2つです。

  • 手紙(第一種郵便物)
  • レターパック

注意してほしいのは、ゆうパック、ゆうメール、ゆうパケットなどでは申告書が送れないことです。まちがって送ってしまうと、返却されることがあります。

郵送時の提出期日に注意

郵送する場合、提出期日は書類が税務署に届いたタイミングになります。間違えないようにしましょう。ただ、信書便で送るときは、郵送した日が提出期日になります。たとえば信書便は佐川急便などで依頼ができますよ。またポストに投函するのではなく、郵便窓口で直接受け付けてもらえてば、通信日付印になるので、その受付日が提出期日になります。

提出先は納税地を管理している税務署

申告書の提出先は「納税地」を管理している税務署になります。ここでいう「納税地」は、基本的に住所地のことです。居所地や事務所等などの住所もえらべますが、追加で届出書を提出しなければならないことがあります。そのため、とくに理由がなければ、住所地を納税地に指定しましょう。

この納税地を管轄している税務署に確定申告書を提出してください。こちらから調べることができます。

https://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeikyoku/chizu/chizu.htm

郵便による提出に必要な書類

確定申告書を郵送で提出するときはつぎの4つを準備してください。

  • 確定申告書B2部)
  • 決算書(2部)
  • 添付書類
  • 切手つき返信用封筒(控えを郵送してもらう場合)

郵送する場合は、確定申告書の控えをもらうために、切手つきの返信用封筒を必ず同封しましょう。また確定申告書Bと決算書は提出用と控え用のために2部送付してください。

確定申告書は賃貸契約を結ぶときの審査などで提出を求められることがあります。

そのため、手もとに保管していた方がよいでしょう。いずれにしても、確定申告にかかわる資料は7年間保存する必要があります。

税務署で提出する

確定申告は税務署で直接提出することもできます。とはいっても、税務署は土日に開いていませんし、平日も830分から17時までと、かぎられています。平日に働いていたら、なかなか予定が合いません。

そのため、税務署には、時間外収受箱というポストが準備されています。ここに投函すれば、提出完了になります。

提出先の税務署を調べる方法や提出する書類については、郵送による提出方法で説明しておりますので、そちらを参照してください。

まとめ

これまでの話をかんたんにまとめます。

ICカードリーダーが使えないときはつぎの6つを確認するべきでした。

  1. ICカードが正常にセットされているか
  2. ICカードリーダーが正常に接続されているか
  3. ICカードリーダーがマイナンバーカードもしくは住民基本台帳カードに対応しているか
  4. ICカードリーダーがWindowsもしくはMacに対応しているか
  5. ICカードリーダーを使用するための設定作業(デバイスドライバのインストール)が正しく行われているか
  6. 認証局からCD-ROM等で提供されるプログラムのインストールが正しく行われているか

以上の6つを確認しても、解決ができない場合は、e-Tax以外での提出方法を選ばれた方がいいでしょう。なによりたいせつなのは正確な確定申告書を期日までに提出することです。

e-Tax以外の提出方法は2つありました。

  1. 郵送
  2. 税務署で提出する

郵送する場合は、郵送方法に気をつけてください。申告書が送れるのは手紙(第一種郵便物)やレターパックなどです。

税務署で提出するときは、 ポストがあるのでいつでも確定申告書を投函できます。税務署が開いているのは平日の17時までになるので気をつけましょう。

e-Taxはひとりでトラブルを解決していかなくてはいけないので、うまくいかないこともあります。

そういうときは、おもいきってe-tax以外での提出方法も検討しましょう。なにより期限までには確定申告書を提出できるようにしてください。

次の記事はこちら→確定申告(e-tax)を始めるために必要な「電子申告・納税等開始届出書」の概要と提出方法

参考

https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/06.htm
https://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeikyoku/chizu/chizu.htm
http://www.post.japanpost.jp/service/standard/

iDeCo・ふるさと納税・仮想通貨の申告に対応、個人事業主・会社員の副業でも使えるおすすめ会計ソフト

1位:クラウド会計ソフト「freee」

もはやクラウド会計ソフトの界隈で知らない人はいない。それほどまでにシェアを広げているNo.1クラウド会計ソフト、それがfreeeです。すでにfreeeを利用している事業所数は100万を突破しており、提携しているクレジットカード会社・銀行の数が3630件以上、これは会計ソフトでナンバー1の数字です。

あなたの持っているクレジットカード・銀行口座を登録することで取引明細を自動で登録!わざわざ手で振込先名や金額を打ち込む必要がありません。

明細の仕分けを行うには、パソコンはもちろんのこと、配信されているfreeeアプリを使ってスマホ・タブレットからでも可能です。一度仕分けした項目は次回以降、同じ内容で自動登録します。アプリを使えば移動中の電車内でも経理作業を完了できるため、経理時間の短縮・コストの削減に必ず貢献します。

最近話題になっている「ふるさと納税」「個人型確定拠出年金iDeCo」にも対応。専用フォームが用意されており質問に答えるだけで申告書に自動入力してくれます。また、日本の会計ソフトでは初となる、「仮想通貨の申告」にも2018年2月上旬に対応!

取引明細の仕分けを繰り返して行くことで、年末には自動的に確定申告書・青色申告決算書が完成。使えば使うほどあなたを楽にしてくれる、それがクラウド会計ソフトfreeeです。無料トライアルがあるので使用感を先に知りたい人でも安心して使えます!

【PR】職場の人間関係やパワハラ・セクハラでお悩みのあなたへ【退職代行大百科】

えふまが!公式アカウントをフォローして最新情報を受け取りましょう!