エンジニアになるなら知っておきたい、日本におけるシステムエンジニアの平均年収

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現時点では、システムエンジニアとは違う仕事をしているが、今後システムエンジニアとして働いてみたい。そう考えている方もいるのではないでしょうか。

これからは人工知能などIT技術が加速度的に進化していくことを多くの専門家が予測しています。そんな中、野村総研がイギリス・オックスフォード大学と共同で研究した結果によると、「10,20年後に、日本の労働人口の約49が就いている職業において、それらに代替することが可能」との推計結果が出ています。

これから人間の仕事を代替していくシステムの開発が盛んになっていくことが予想できますね。

こういった時代の流れから考えて、システムエンジニアの活躍する場所もこれからさらに広がっていきます。そこで今回は「日本のシステムエンジニアの平均年収」と題し、現状のシステムエンジニアの年収とこれからどうなっていくのか、について考えていきます。

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職種全体におけるシステムエンジニアの年収

システムエンジニアと一言で言っても、その活躍する分野は多種多様です。そのため、システムエンジニアの中でも年収には違いがあります。

そこで、まず全体の職種の中でIT系の職種はどの位置にいるのかを見ていきましょう。

転職サイトのDODAが2016年の平均年収を86の職種に分けて発表しました。その中でIT系の職種は以下の順位にランクインしていました。

  • ITコンサルタント 8位 627万円
  • 研究開発 11位 597万円
  • 社内SE 26位 514万円
  • 組込み/制御設計 28位 511万円
  • サーバーエンジニア 34位 493万円
  • ネットワークエンジニア 40位 479万円
  • SE・プログラマー 44位 467万円
  • テクニカルサポート 55位 440万円
  • ゲーム関連 67位 383万円
  • Webデザイナー 77位 344万円

出典:https://doda.jp/guide/heikin/

このランキングの中からシステムエンジニアに分類すると、社内SE、組込み/制御設計、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、SE・プログラマーでしょう。

より専門性が高く、高度な能力、経験、知識が求められる職種ほど、高い年収となっていることが伺えます。逆に、それほど専門性が高くない、多くの人ができる職種ほど、年収は低くなっています。

各職種の特徴について

前章で、職種全体におけるシステムエンジニアの年収を見てきました。次にシステムエンジニアの中で上記ランキングに上がった職種にはどういった特徴があるのかを見ていきます。

社内SE

システムエンジニアの一般的なイメージとしては、他の企業や組織に導入する製品やシステムを開発するというものが多いでしょう。社内SEはそのイメージとは少し異なります。社外に納品するシステムを開発するのではなく、自社内のシステムを開発したり、保守、カスタマイズする仕事です。

また、社内にはITに疎い社員がいる場合もありますから、そういった社員のフォローも仕事として行います。

組込み/制御設計

組込み/制御設計のエンジニアの仕事としては、プリンターやカーナビなどの車載機器といった、組込み製品のソフトウェア開発や回路設計を行います。

プログラミングだけできればよいわけではなく、ハードウェアの知識も求められます。使用するプログラミング言語も、よりハードウェアに近い部分を扱うのに適したC言語、C++など、習得するのに難易度が高い言語を使います。そのため、ある程度の知識・経験が求められます。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、ネットワークやサーバーの導入や設計構築、運用保守を行う仕事を行います。現代はパソコンやスマートフォン以外にもいろいろな情報機器がインターネットに繋がっていますし、これからIoT時代に入るとさらに多くの情報機器がインターネットに繋がるようになります。

ネットワークに関する知識・技術は様々な分野において求められるようになるでしょう。

サーバーエンジニアの活躍場所はさらに広がります。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアの仕事としては、仮想サーバーの設計、イントラネットなど各種ネットワークの構築・運用・保守が挙げられます。サーバーエンジニアと同様、ネットワークの知識は必須となります。

仕事で使うOS(Operating System)もWindowsだけに限らず、SoralisなどLinux系OSを使うことも多いです。

SE・プログラマー

SEとはシステムエンジニアのことです。SEとプログラマーの境界線はかなり曖昧ですが、一般的にはSEは基本設計や詳細設計といった、開発の中でも上流と呼ばれる工程を担当し、プログラマーはコーディング、単体テスト、統合テストといった下流工程を担当するという分類が多いです。

開発対象はWebアプリケーションやスマートフォン向けアプリケーションなどプロジェクトによって様々ですが、プログラミング言語やソフトウェア設計の基礎的な知識は求められます。

未経験でもシステムエンジニアになれる

ここまで、DODAの年収ランキングの中からシステムエンジニアの職種をピックアップして、どういった特徴があるかを見てきました。

組込み/制御設計やサーバーエンジニア、ネットワークエンジニアといった、その分野の専門知識であったり経験が求められる職種もあります。その一方で、そういった知識・経験を持つ人だけに採用対象を絞ると人が足りなくて困るという、人材不足の問題も顕在化してきています。

そのため、未経験であっても、経験者と一緒に学びながら仕事ができるという採用の打ち出し方をする企業も増えてきています。

まとめ

今回はシステムエンジニアの職種別の年収についてまとめました。

職種によっては専門性が求められるため、いきなり高い年収の職種に就くことは難しいかもしれません。しかし、経験者のみに採用対象を絞ってもいられないほど、IT業界の人材不足は深刻です。そのため、未経験であってもシステムエンジニアになれるチャンスは広がってきています。

今回紹介した情報を踏まえた上で、まだシステムエンジニアに興味がある方は、ぜひ未経験の方でもシステムエンジニアを目指してみてください。そして、より高年収の職種へとステップアップする道を模索していってほしいです。

ライター:吉田

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