未経験でシステムエンジニアになるための勉強期間はどれくらい必要?

PC画面

今はシステムエンジニアではなく全く別業種で別職種の仕事をしているけれど、これからシステムエンジニアになりたい、あるいは仕事やプライベートでシステムエンジニアと接する中で、憧れを持つようになって目指してみたくなった、そんな人もいるのではないでしょうか。

しかし、いざ目指そうと思ったはよいものの、何を勉強すればいのか、どのくらいの勉強期間が必要なのか、さっぱり見当もつかない人もいることでしょう。

そこで今回は「未経験でシステムエンジニアになるための勉強期間はどれくらい必要」と題し、システムエンジニア未経験者が今からシステムエンジニアを目指すときの勉強期間について考えていきます。

スポンサードリンク

未経験でシステムエンジニアになるための勉強期間はどれくらい必要か

どのような分野で働きたいかによって変わる

システムエンジニアと一言で言っても、その活躍する文やは多種多様です。IT業界としては以下の4つの分野に大別できます。4つの分野の中でさらにシステムエンジニアの必要な知識や技術も変わってきます。

  • Web系
  • オープン系
  • 汎用系
  • 制御系

それぞれの分野に必要な技術・知識について見ていきましょう。

Web系

Web系は主にWebアプリケーションやWebサイトの開発を行うことが多いです。

使うプログラミング言語として代表的なものはPHP、Perl、JavaScript、Ruby、Python、Javaなどです。この内、Perlは他の言語と比べて文法にクセがあるため、学習コストも高くなります。また、Web系の開発においてはフレームワークを使うことが多いため、フレームワークを使える状態にまでなっておく必要があります。

オープン系

オープン系は主にUNIXやWindows上で動作するソフトウェア開発を行います。

使うプログラミング言語としてはC言語、C++、Java、VBが多いです。C言語やC++の場合はLinux系のOSを使うこともありますので、コマンドラインでの操作に慣れておく必要があるでしょう。

汎用系

汎用系は汎用コンピュータ(メインフレーム)と呼ばれる大型コンピュータ上で動作するシステムの開発を行います。汎用コンピュータは銀行や企業の基幹システムに使われることが多いです。

こういった基幹システムは何十年もの間使い続けているものが多く、COBOLやRPGといった、古くからあるプログラミング言語を使います。

制御系

制御系は別名、組込み系とも呼ぶことがあります。汎用コンピュータといった大型コンピュータ、UNIX・Windowsといったパソコンとは異なり、携帯電話やカーナビなど、組込み製品と呼ばれる製品に組み込まれているソフトウェアを開発します。

使うプログラミング言語としては、C言語、C++、Javaが多いです。

システムエンジニアの職種

システムエンジニアの働く分野については紹介しましたが、さらにその中でも様々な職種があります。ここでは、システムエンジニアの職種にはどういったものがあるのかについて紹介します。

ここで紹介する職種名については、企業によっては違う名前を使っている可能性もありますので、その点についてはご留意ください。

アプリケーションエンジニア

開発対象のシステムについて、顧客と打ち合わせを重ねながら、システムの要件定義を行い設計書にまとめます。また、設計書に基づいて作成したプログラムをレビューします。

プログラマー

プログラマーはアプリケーションエンジニアが作成した設計書に基づいてコーディングを行います。また、書いたコードに対して仕様を満たしているかどうかのテストを行うこともあります。別途、テスターがこの役割を担うこともあります。

組込みエンジニア

組込みエンジニアはスマートフォンやカーナビ、家電製品など、組込み機器と呼ばれる製品を動作させるためのソフトウェアを開発します。ハードウェアと密接に関わる職種でもあるため、ハードウェアに関する知識が求められます。

ネットワークエンジニア

社内ネットワーク、社外のシステムやインターネットと通信を行う場合、ネットワーク通信機能が必ず必要です。ファイアウォールやルーター、スイッチなどネットワークに関する知識や技術が求められます。

プロジェクトマネージャー

開発プロジェクト全体を管理する仕事です。プロジェクトにはヒト(開発人員)、モノ(開発環境、物資など)、カネ(予算)が必要ですが、それらプロジェクトに必要なリソースを調達したり、管理する役割を担います。また、プロジェクトの進捗管理も行う重要なポジションです。

未経験でもなれる職種は?

ここまでIT業界の分野と職種について紹介してきました。この中には未経験者でも就ける可能性があるものと、未経験で就くのが難しいものがあります。

難しい職種としては組込みエンジニア、ネットワークエンジニア、プロジェクトマネージャーでしょう。これらは実務経験が重視される職種でもあるからです。

また、システムエンジニアの分野として未経験でも入りやすいのはWeb系、オープン系でしょう。汎用系や制御系も実務が重視される傾向にあります。

これらを考慮すると、未経験でもなれる職種としては、Web系・オープン系のアプリケーションエンジニア、あるいはプログラマーとなるでしょう。

システムエンジニアになるための勉強期間

では本題の、Web系・オープン系のアプリケーションエンジニア、プログラマーとなるための勉強期間はどの程度かかるでしょうか。

どんな手段を使って勉強するのかによって勉強期間も変わってきます。ここでは、オンラインの学習サイトである「ドットインストール」を使う場合、どの程度の勉強期間が必要なのかを見積もってみます。

Web系・オープン系で使うプログラミング言語をいくつかピックアップして、言語別に見積もります。

JavaScript

ドットインストールにあるJavaScript入門(http://dotinstall.com/lessons/basic_javascript_v2)は全24回あります。ドットインストールの動画は全て3分以内のため、時間を概算すると、3分×24回=72分となります。

さすがにこの動画を見るだけでプログラミングができるようになるのは難しいので、ソースコードを書く実践も必要です。各回で30分と見積もると30分×24回=720分、動画視聴時間と合計すると約13時間となります。

PHP

ドットインストールにあるPHP入門(http://dotinstall.com/lessons/basic_php_v2)は全30回あります。動画視聴時間3分とコーディング練習時間30分で見積もると33分×30回=990分、つまり16時間半となります。

Ruby

ドットインストールにあるRuby入門(http://dotinstall.com/lessons/basic_ruby_v3)は全26回あります。動画視聴時間3分とコーディング練習時間30分で見積もると33分×26回=858分、つまり約14時間となります。

まとめ

今回はシステムエンジニアが活躍するIT業界の分野と、システムエンジニアを細分化した職種を紹介しました。さらにその中から未経験でも就くことが可能と思われる職種をピックアップし、勉強期間の概算を見積もってみました。

これらはあくまでも概算であり、分からない部分について考えたり、実際に何かを作ってみる時間については見積もっていませんので、さらに多くなる可能性が高いと思っておいたほうが良いです。

今回紹介した情報を踏まえた上で、ぜひシステムエンジニア未経験の方はシステムエンジニアを目指してみてください。今後のシステムエンジニアの需要を考えれば、これだけの時間をかけてもスキルを習得しても、十分リターンのある職種だと思います。

ライター:吉田

えふまが!公式アカウントをフォローして最新情報を受け取りましょう!