システムエンジニアはどれくらい言語を覚えれば良いか、システムエンジニアが使う5つの言語

PC画面

プログラミング言語と言えば、C言語、JavaScriptなどたくさんの種類のものがあります。全てのプログラミング言語の文法を覚えて使えるようになるのは、日々の業務で忙しいシステムエンジニアからすると現実的ではありません。

そこで、今回は近年のIT業界の流行から判断して、「これは覚えておくとよい!」というプログラミング言語を5つご紹介します。

技術の進化が速いIT業界の流れに付いていくためにも、道具を身に付け、活用することはとても重要です。日本人にとって日本語がコミュニケーションの道具であるように、システムエンジニアにとってはプログラミング言語が必須となる道具でもあります。

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システムエンジニアが使う言語5つ

C言語

C言語は1972年に作られたプログラミング言語です。

携帯電話やカーナビなど組込み製品のソフトウェア開発に使われることが多いです。また、世界的に有名なLinux系OSのカーネルの開発にも使われています。

ソフトウェアの中で、ハードウェアを制御する部分をミドルウェアとも呼びますが、そのミドルウェア部分の実装にもよく使われます。それはC言語がハードウェアを直接制御するのに相性がよいためです。

また、他のプログラミング言語にも多大な影響を及ぼしています。後からご紹介するPythonもC言語によって実装されています。そのため、C言語の仕組みさえ理解していれば、他の言語も理解しやすくなるので覚えていくことをおすすめしています。

C言語に影響を受けて作られた言語など後発の言語に比べると、同じ処理を行うときに記述するコード量が多く複雑になるため、初心者にとっては習得の難易度が高めでもあります。

Python

Pythonは1991年に作られたプログラミング言語です。

可読性の高いコードを書きやすいという特徴を持ち、海外ではプログラミング初心者への教育用としても使われているプログラミング言語です。

また、拡張性に富み、数多くの便利なライブラリが開発され提供されています。特に数学系のライブラリが充実していて、統計や数理解析もできます。

用途としては、最近流行している人工知能開発に使われている機会学習・ディープラーニングや、Webアプリケーション、デスクトップアプリケーションなどの開発に使われることが多いです。

Python用のWebアプリケーションフレームワークとしてDjangoが有名です。Pythonを勉強する際はDjangoを使うと実業務においても活用する機会が多いでしょう。

Ruby

Rubyは日本人のまつもとゆきひろ氏が1995年につくったプログラミング言語です。数あるプログラミング言語の中でも日本人が作った言語は少ないです。近年ではメジャー言語の1つとなっています。

Rubyと言えばRuby on Rails(以下、Rails)がセットが付いてくるというイメージの方も多いでしょう。RailsはWebアプリケーションやWebサイトを開発するときのフレームワーク(枠組み)です。

開発サイクルの短い近年の開発現場の状況を考えると、サービスを0から開発するということは現実的ではありません。Railsのようなフレームワークを活用することで開発効率を上げて、短納期を実現していくわけです。

RubyとRailsをセットで使えるようにしておくと、WebアプリケーションやWebサービス開発において活躍できることでしょう。

Java

Javaは1995年につくられたオブジェクト指向言語です。

Webアプリケーションやデータベース、組込みシステム、金融機関の取引システムなど幅広い分野で活用されているプログラミング言語です。AndroidOS上で動作するアプリケーション開発にも使われています。

Java仮想マシン(JVM)という仕組みを持ち、Windows, MacOS, LinuxなどいくつかあるOSのどれにおいても動作するという特徴を持ちます。OSに依存しないのはJVMという仮想的につくられたマシン上でJavaプログラムが動作するためです。

JavaScript

JavaScript言語は1995年につくられたオブジェクト指向型のスクリプト言語です。

ブラウザ上で動作するという特徴を持ち、開発環境も多くのWebブラウザに組み込まれています。Webサイトに動きを持たせるときに使うことが多いです。

Webサイトを閲覧しているだけで、実は裏でJavaScriptが動作しています。例えばマウスカーソルをボタンの上に重ねるとボタンの色が変わる、というWebサイトを見たことがある方も多いでしょう。この動作の実装にもJavaScriptが使われています。

最近では企業だけではなく、個人も気軽にWebサイトを作れるようになってきているため、JavaScriptを活用した仕事は増えてきています。凝った見た目や動作を実現する上でもJavaScriptをマスターしておくと引く手数多な人材となれるでしょう。

まとめ

今回はシステムエンジニアが覚えておくとよいプログラミング言語を5つご紹介しました。

技術革新が凄まじいスピードで進むIT業界においては、その急激な変化についていかなければなりません。また、プロジェクトベースの開発スタイルが多いため、いつ新しいプロジェクトが始まり、新しい開発環境、プログラミング言語を使わなければいけない場面に出会うか予測が難しいです。

そんな中でも、一番重要なのは、プログラムがどのような仕組みで動くのか、その原理を理解しておくことです。そのためにはコンピュータの仕組みを理解することが重要です。

コンピュータのメモリ確保や命令実行の仕組みを理解するにはC言語を勉強するのが最適でしょう。最も基礎となる仕組みさえ理解できていれば、それを応用したものを理解するのは容易です。

今回ご紹介したプログラミング言語の基礎や、使われる分野について一通り把握し、ソースコードを書ける状態になっておくことで、誰かに質問されたときにスムーズに受け答えできたり、新規プロジェクトにもジョインしやすい状況を作れるでしょう。

一流のシステムエンジニアになるためにもぜひ今回ご紹介したプログラミング言語を習得しておきましょう!

ライター:吉田

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