取材・インタビューの時間配分と質問の注意点を分かりやすく解説!

取材

取材を申し込んで、先方がOKもしてくれた。いざ、取材へ!というときに、

  • 「質問はどのようにおこなえばいいんだろう」
  • 「時間が足りなかったり、あまったりしたらどうしよう」

と不安になっている方も多いのではないでしょうか?

今回はそういった方のために、「取材時の時間配分について」と「質問をするときに気を付けるべきポイント」について簡単に解説いたします。

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取材・インタビューの時間配分と質問の注意点

(1)取材に行く前にどこまで準備しておくべき?

取材へ行く前に、どこまで準備しておくべきでしょうか?

まずは取材対象者について調べておく必要があります。取材対象者が俳優さんなど、表舞台に出ている方であれば目ぼしい作品はチェックしておきましょう。過去のインタビューにも目を通しておく必要があります。

表舞台に立っている方は、これまで取材を嫌というほど受けてきています。ですから、過去に何度も聞かれている質問などを繰り返すと「また同じ質問か」「この人は事前調査していないんだな」と取材に対する熱意を失わせてしまうことになりかねません。

できるだけ取材対象の方について調べておきましょう。

それを踏まえて質問項目を考えておきます。取材対象者の方には様々な人がいます。一つ聞いたら、その話を広げて自ら進んでどんどん語ってくださるサービス精神旺盛な方もいらっしゃれば、はい、いいえ、で終わるような口下手な方もいらっしゃいます。ですから、なるべく質問は多めに考えて行ったほうがいいでしょう。

質問は、ノートや紙に書いて持参しましょう。

(2)取材の時間配分はどうやって行うべき?

知人などへ、ごはんを食べながら取材を行う、といったケースを除けば、大体の取材において元から時間は決まっています。

15分なのか、30分なのか、1時間なのか、事前にしっかり時間を確認しておきましょう。

取材時間内にしっかり聞きたいことをヒアリングするためには、事前準備が重要になってきます。質問項目を考えて行く際、話の流れにそってAを聞いたあとはBを聞いて、Bを聞いたあとはCを聞いて…というように考えていくと思います。

この際に、絶対に聞かなければいけない質問などを赤ペンで印をつけるなどしておきましょう。

取材の時間をみながら、時間内にすべてを聞けそうにない、と判断した場合、赤ペンで印をつけている質問を先に聞くようにしましょう。

時間内に取材を終えるためには、腕時計などを確認する必要があります。けれど、先方が気持ちよく話しているときに、時計をチラチラ見ていると話しの腰を折ってしまいかねませんので、あまり頻繁に確認はしないようにしましょう。

慣れてくると、だいたいこの時間でこれくらい聞ける、という感覚が分かってくるので、時間配分については慣れの部分が大きいかと思います。

(3)質問の注意点4つ

質問を行うさい、気を付けておくべきポイントが4つあります。それは、

  • 「沈黙を怖れないこと」
  • 「礼儀を忘れないこと」
  • 「具体的に聞いていくこと」
  • 「NG項目をまもること」

の4つです。順番に説明していきます。

「沈黙を怖れないこと」

まず一つ目は、沈黙を怖れないこと、です。一つ質問をしたあとに、取材対象の方が、う〜んと考え込んだり、数秒沈黙が続くことがあります。そういったさい、「なにか聞かないと」とあせって、「○○ってことですか?」などこちらから話をふるのはNGです。

なぜなら、これまでスラスラ答えていたひとが、沈黙して考え込んでいる、というのはチャンスでもあるからです。

言葉がつまったということは、話が核心に近づいて、本人も「自分はなぜああしたのか」「自分は何を思っていたか」と自身の思考、感情の奥を探っている状態だと考えられます。

沈黙が怖い、という気持ちはわかりますが、少し我慢して、取材者本人の口から出てくる言葉を待ちましょう。

「礼儀を忘れないこと」

二つ目は、礼儀を忘れないことです。

取材が慣れてくると、取材を受けてくれるのが当たり前、というような感覚になってきます。
ですが、先方にもメリットがあるとはいえ、貴重な時間を割いていただいているということを忘れないでおきましょう。

そういった感謝の念をきちんと伝えるためにも、取材の前と後には、お時間をいただいたことに対するお礼をきちんと伝えましょう。

「具体的に聞いていくこと」

三つ目は、「具体的に」を意識することです。

取材では、取材対象の方が話しやすいように具体的な質問をすることをこころがけましょう。また、取材対象の方が答えた言葉をより具体的に掘り下げましょう。

例えば、「感動したんですよ」という言葉が取材対象者の方から出たとします。ここで、そうですか、と終わらせるのではなく、「どういったあたりに感動されたのですか?」「どれくらい感動されたのですか?」と聞きましょう。

取材対象者の方が「今までの人生で一番感動しました」「○○というあたりが、私と同じだったので感動しました」など具体的に答えて下さったらしめたものです。

その方が仮に43歳だとすると、「43年で一番感動した○○に出会った日」など、数字を入れたキャッチーな見出しをつくることができます。

紙面づくりを意識したときに、具体的に話を聞き出すことは必ず必要になってきます。「具体的な数字」を聞き出すことも、紙面づくりには大きな意味があります。

「感動しました」と「43年間で一番感動しました」では、読み手にとってもイメージのしやすさがまったくことなってきます。

漠然とした質問と返答の繰り返しにならないように、常に「具体的に」を意識しておきましょう。

「NG項目を守ること」

さいごに、NG事項に触れない、ということも大切です。

まれですが、タレントさんなどの取材において「○○に触れるのはNG」と事前に言い渡される場合があります。そういった場合は、その点に留意しながら取材を進める必要があります。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

今回は、取材の時間配分と質問のポイントについて解説してきました。いろいろ述べてきましたが、取材を行うために重要なのは、取材対象者に興味を持つことだと思います。

こちらが興味をもって熱心に聞いたり、事前に準備をしていったりする熱意は、必ず取材対象の方にも伝わります。

取材対象の方について調べすぎて知識をひけらかすようなことになってしまっては本末転倒ですが、取材対象の方に敬意を払い、下調べをしっかり行って取材を行うことで、スムーズに取材が行えることは間違いありません。

今回の記事を踏まえて、楽しく取材を行っていただけましたら幸いです。

ライター:今

 

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