冷え切った手にさようなら、冬のパソコン作業でかじかんだ手に最適な防寒対策4つ
フリーランサーは冬場に自宅で作業をしていると、手がかじかんで大変。一人で作業している室内は、人が多く熱気のある会社とくらべるとかなり寒いです。そこで今回はフリーランサーのための手の防寒対策についてお話ししたいと思います。
冬のパソコン作業に最適な防寒対策4つ
手先対策と言えば最初はまず「手袋」から
最も簡単な解決方法が手袋。手袋を身に着けてしまえばかなり温かい事は確実です。ただ、手袋を使う場合重要なのは「手袋の選び方」。
モコモコとした毛糸の手袋などは、キーボードの感触が解りにくく打ちにくいし、分厚い革の手袋は室内だと蒸れてしまいます。
そこでおすすめなのが以下のような手袋です。
薄手で通気性の良い手袋(白手袋など)
薄手で通気性の良い手袋なら指も感触もあり、蒸れる心配もありません。毛糸の手袋と比べると温かさが薄れますが、何もつけないよりはずっとましです。
軍手でも良いですがおすすめは綿100%の白手袋。
白手袋というのは、解りやすく言うとタクシーの運転手などが身に着けている手袋です。
薄手で蒸れにくく手作業にも最適です。
しかも綿なので洗濯も出来るため、ハンドクリームを塗ってから手袋をはめても大丈夫。使い終わったら洗えるのでいつでも清潔です。
価格もかなり安く手ごろなので、何枚か用意しておくと良いでしょう。
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指ぬき手袋
薄手の手袋でもキーボードを打つ感触に慣れないなら、指ぬき手袋がおすすめ。
こちらは指先が空いている分通気性が良いので厚手のものでも蒸れにくい傾向にあります。
もしくは普通の手袋の先端だけハサミで切って、指ぬきにしてしまうというのもアリ。自分で指を出す部分を調節できるので、快適に感じられるギリギリの位置まで調節できます。
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内側から温めよう!生姜湯&保温マグ(保温水筒)
いくら衣類を身に着けても寒い場合は、体の芯から冷えている可能性が高く、体の内側から温める必要があるでしょう。この場合は、コーヒーなどよりも生姜湯や生姜入りの紅茶がオススメ。
生姜湯を飲んだことが無く、「本当に生姜って効果あるの?」と思っている方は一度試してみた方が良いかも。驚くほど発汗作用があり体がかなり温まります。
ただ普通のマグカップに入れてしまってはすぐ冷めてしまうので保温マグか保温機能のある水筒を使うようにしましょう。ちなみに蓋のないタンブラーは保温機能ありと書かれていたとしてもすぐに冷めてしまうので注意。普通のタンブラーやマグよりは持つというだけで、数時間保温する事は難しいです。
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布団を巻いて歩ける「着る毛布」を使う
着る毛布というのは、体に纏える毛布の事です。
ポケットが合ったり、丈が短かったり長かったりと色々なタイプがありますが、指先の寒さに気を使うなら、丈が長く指先まですっぽりと隠れるようなタイプを使いましょう。
中でもおすすめなのは生地がマイクロファイバー製のもの。軽くて暖かくデスクワーカーにとっても快適です。
私も数年利用していますが、冬場は欠かせない防寒グッツの一つになっています。着る毛布と手袋や靴下を併用すれば、衣類での防寒対策はほぼ完璧と言っても良いかもしれません。
参考サイト
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グルーニー
http://groony.net/
ニトリ
http://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/%E7%9D%80%E3%82%8B%E6%AF%9B%E5%B8%83
ストーブやエアコンには注意!上手に使えば快適です!
直接的な熱で体や手を温めたい場合、ストーブはかなり快適です。エアコンは室内全体を暖めるのに対し、ストーブは範囲が狭い代わりにとても暖かいので愛用者も多いでしょう。
しかしストーブはパソコンの天敵です。そもそもパソコンは熱に弱く、熱対策としてファンや放熱板が装備されていますが、ストーブに近すぎるとそれらでは到底対処できません。
フリーズや強制終了してしまう程度ならまだましで、ストーブの熱にさらされたパソコンはいとも簡単に物理的に壊れてしまいます。
一方でエアコンも、ストーブ程ではないにしろ、熱風が直接パソコンにあたるのは好ましくありません。「夏場になるとパソコンの調子が悪くなる」という体験をした方ならわかるかもしれませんが、エアコンの温風も長時間当たるとパソコンは壊れてしまいます。
デスクトップなら無線キーボードとマウスを使おう
パソコン関連では本体がとにかく熱に弱いので、パソコン本体だけをストーブから遠くに離し、ディスプレイのケーブルを延長コードで伸ばした上で、無線キーボードと無線マウスを使えば解決。
キーボードやマウスもけして熱に強いわけではありませんが、ストーブの超近距離に配置しないかぎり大丈夫でしょう。
ちなみに無線キーボードやマウスの材質はプラスチックのものを選ぶべき。
殆どのキーボードやマウスはプラスチック製のものばかりですが、金属で出来た製品も稀にあります。これらはストーブの熱で超高温になってしまうので危険です。
ノートパソコンの場合
ノートパソコンはデスクトップ以上に排熱問題が切実で、更に熱に弱い傾向にあります。(構造上、大型のファンや排熱版が付けられないからです)
ですがノートパソコンの場合も、外部ディスプレイに画面を出力し、無線キーボードとマウスを使えば、デスクトップパソコンのように使用でき、本体もストーブから遠ざける事が出来ます。
もし上記のような対策が取れ無い場合は、ストーブで手元を温めるのはあきらめ、小型のストーブで足元だけ熱を当てるようにした方が良いでしょう。
ちなみに、エアコン対策は直接風が当たらないようにすれば基本的には大丈夫です。
まとめ
- 手袋を使う
- 生姜湯を飲む
- 着る毛布を使う
- ストーブやエアコンはパソコンに直接当たらないように工夫する
個人的な感想としては、手袋と着る毛布を併用すればかなり暖かいです。
極寒の地にお住まいでもなければ、これでかなり改善されるでしょう。私の場合は手が蒸れやすいので、綿100%の白手袋を使っていますが、割と素手に近い感覚で作業できるし、何も身に着けないよりはずっと暖かいと感じます。
一方でストーブが必須なほど寒い地域にお住いの方は、パソコン環境への配慮が必要になります。
パソコンはとにかく熱に弱いため、すぐにパソコンが不調になる方はもしかしたら熱対策に問題があったのかもしれません。
無線キーボードやマウスを使ってパソコン本体をストーブから離すなどして対策をしましょう。
パソコンは寒くてもダメ、暑くてもダメと、非常に面倒臭い物ですが、こちら側でうまく対策をしてご機嫌をとった上で、快適なパソコンライフを!
ライター:敏夫
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