タダで仕事をやらせようとしてくる友人、どう対処すればいい?

仕事を任せる人

「ライティングが得意、WEBデザインができる、プログラミングができる、イラストが描ける」
これは一般人でも分かる典型的な専門技術です。

もし、これらの専門技術をあなたが持っていたとして、

友人から「ちょちょーっと作ってくれない?」と言われ、タダ(無料)で仕事をさせようとしてきたら、どう思いますか?

「友達だし、一個くらいならやってあげてもいいんじゃない?」
もしかしたら、あなたはこう思ったかもしれません。

サイトを作れたり、システムが作れたり、イラストが描けたりするのは、一般の人から見れば、すぐには真似できない専門的なスキルです。

近くに、そんな専門家が居れば「自分で勉強するより頼ってしまった方が早いし楽だよね」と考えるのはおかしなことではありません、むしろ普通な事だと言えます。

しかし、頼む側からは「簡単な仕事を一つ頼むだけだから」と思っていたとしても、

頼まれる側からしたら、そうやって言ってくる友人が10人以上いたりするのです。

1人にかかる時間が1日だったとしても、10人いたら10日もかかります。つまり1ヶ月の3分の1の時間を、お金が発生しない作業へ費やす事になるのです。

フリーランスには「決まった時間に働かなければならない」という決まりはありませんが、「この時間に働こう!」という、その人なりのリズムがあります。

そのリズムの中で仕事を受注し、仕事をこなしていかなければお金を稼ぐことはできないのです。

そんな中で、お金にもならない・時間を取るだけのタダ働きをさせられると、時間的にも精神的にも完璧にリズムが狂います。

しかも断れば「人間関係に影響が…」「嫌われちゃうかも…」という不安まで与えてきます。これほどまでに迷惑なことはありません。

このように、頼む側からしたらすごく簡単だと思うようなことでも、実際に行動する人間からしたら多大な損害を被っているということがフリーランスの間では良くあるのです。

なので、今回は、「タダで仕事をやらせようとしてくる知り合いへの対処法」をフリーランスの方から募集しましたので、それを紹介していこうと思います。

スポンサードリンク

【PR】職場の人間関係やパワハラ・セクハラでお悩みのあなたへ【退職代行大百科】

タダで仕事を任せてくる人への対処法

仕事を任されて呆然とする人

グラフィックデザイナー40代女性

仕事上、グラフィックデザインをすることがある私は、以前に友人から会社を設立するから、名刺やパンフレット、ホームページを簡単に作ってくれないかと頼まれたことがあります。

報酬はスイーツをおごるだけ…

友人は、会社を設立したので、経費もあまりかけられない事情があったのでしょう。幼馴染の私にお願いしてきました。幼馴染なんで、力になってあげたかったのですが、自分の抱えている仕事だけでもいっぱいいっぱいなのに、友人の依頼までとても手が回らないなと思いました。しかも通常それだけの仕事をこなせば、数万円は、報酬としてもらうところを、おいしいスイーツおごるから頼むねと言われました。

嫌ならキッパリと断るべき

これは、幼馴染の頼みでも聞けないと思い、仕事が忙しすぎて無理なんだと断りました。
冷たいなあとかブツブツ言っていましたが、それで去ってくような友達ならいらないやとまで思って、はっきりと断りました。

昔は、優柔不断ではっきりと物を言わない性格だったのですが、年齢を重ねて、自分がおばさんになったからか、はっきりと断ることが出来るようになりました。

確かに友達の頼みって断りにくいですよね。でも自分が逆の立場なら、無料で仕事なんて依頼しませんし、相手の人に悪いなあと思ってしまいます。ですから平気で頼んでくるような友人は、はっきり言って厚かましいのかもしれません。

結婚して、子供が出来るとだんだんと女友達と会う機会も減り、御無沙汰になったりします。日々の生活でみんな忙しくて子供中心だったりするからでしょう。

無料で仕事を依頼してくる人とは距離をおいたほうが良い

そんな状況で、無料で仕事を依頼してくるような友人は、もう疎遠になること決定です。
私は、冷たいようですが、自分に不利益になりそうな友人は、年をとってからだんだんと距離を置くようにしました。それでも生活していくのになんら不便はありません。中途半端に嫌なのに付き合うより、よっぽどさっぱりしていいです。

ですから、仕事を友人に頼むなら、きちんとした報酬を払うような友人と付き合っていきたいです。

イラストレーター30代女性

イラストの賞を取った

私は幸運にも恵まれて、とあるイラストの賞を頂きました。それでそこの会社を中心にイラストの発注に応える仕事をしているのですが、受賞したことを友人に教えていました。

友人は私がイラストを描いていることを知っていましたし、学生時代から懇意にしている仲でもあります。今まで仲良くしてきましたし、特にお互い性質が合っていたのでしょう、喧嘩をすることもありませんでした。

しかし、友人は私がイラストの賞を受賞してしばらくしてから、無料で仕事をさせようとしてきました。最初は単に少し描いて欲しいというお願いだったので、不満を覚えることなく付き合っていました。そんなある日、私の描いた作品を自身の会社の広告に使用していることが発覚しました。これは大問題です。

趣味で友達に渡した絵が勝手に広告に利用されていた

というのも私は友人が個人的に楽しむモノだとかせいぜい友人に見せているくらいだろう、と考えていたのです。私自身も彼が喜んでくれることに満足感を覚えていたこともあり、言及していませんでした。しかし自身の会社の広告に利用しているとならば話は違ってきます。明らかに彼の会社の収入に間接的にでも繋がっているのです。

そのことが発覚してから、一切彼にはイラストを渡したくなりました。とはいえ長い付き合いですから、そう簡単に無碍に断ることもできません。友人関係を維持したまま、しかしこれからはお願いされてもイラストを描かない方法を考えました。

大げさな料金表を見せるのが効果的です。

そこでそのことを彼とは面識のない別の友人に伝えてみたところ、悪くないアイデアを提供してくれました。それは、私の部屋に料金表なるモノを提示しておくことでした。友人は私の家に時々遊びに来ますし、イラストを渡すときも大抵私の家です。そんなときに料金表なるモノを少々大袈裟な金額にして目立つところに貼りつけておく方法でした。

案外、これが効果抜群でした。ありえない程度に近い所にイラスト料金表を貼りつけておくことで、しかも表には著作権云々のことも書いていたせいでしょうか、友人は「こんなにお金のかかるモノだとは思わなかった」と言って、以降頼みにくることはなくなりました。

つまり、如何に自分の仕事は賃金が発生している、という意味を伝えることが大切だと思います。また実際の請負金額以上の大袈裟な金額の方がより効果があるかもしれません。それでも頼んでくる人は、あまりに厚かましい性格ですので、最悪友人関係を見直すべきかもしれません。

イラストレーター40代女性

何か技能をもっていると、友人に「これやって」と頼まれることが多々あります。私も以前はそうやって知り合いに色々頼まれることが良くありました。

しかし、いくら友人とはいえ手間のかかる作業を無償で何度も頼まれるのは面白くありません。私と同じ技能を持つ友人も同じように頼まれることが普段からよくあるそうです。

しかし、仕事なら有償になるものが「友人だから」という理由で何度もタダ働きさせられてはたまったものではありません。

相手にそこまでやってあげる価値があるのか

私が取った行動は、まず相手にそこまでやる価値があるかどうかを見極めることです。普段こちらも大いに助けて頂いてる相手なら、こちらが手を貸すことにも問題はありません。

しかし、その人のために何かをしても自分に何もメリットが無いような相手には、自分の能力をタダで提供するのはあまりにも勿体無い話です。時間は有限のものですので、利用されるだけなんて冗談ではありません。

相手の目につく所で記事を書きました

まずは相手の目のつくところ(SNS等)で、「友人だからと相手をタダ働きさせる人は最低だ」という記事を何度か書きました。勿論名指しではありませんし、自分のことではなく他の方の話として書きました。

これで、よほど何も考えてない人でなければ察してくれるのですが、中には自分は特別だと思う人がいます。その場合「現在無償の依頼は一切受け付けていません」と何度かアナウンスします。

それでも察してもらえなければ見積もりを出すしかない

それでも頼んでくる場合は最後の手段で、見積もりを出します。

相手は「えっお金取るの??」と驚くかもしれませんが、今は無償の依頼は受けていないということをちゃんと分かってもらうようにします。

ここまでしても「友だちなのに…」とか言うようでは、相手は相当問題のある性格をしていることになるので、共通の友人に間に入ってもらうことも視野に入れないといけないかもしれません。

共通の友人にそれとなく、「人に何でもタダで頼む奴って常識ないよな~」と、話を振ってもらったりすると少しは効果があるかもしれないです。

ですが、基本は自分が嫌だということをはっきり相手に伝えることが重要だと思います。

 

以上が募集した内容になります。自身の経験で何か思い当たる節や似た部分はありましたか?

編集長なりの対処法

メモを取っている

そしてそして、僕が普段やっている対処法も2つご紹介したいと思います。

1.何かを頼んできたらすぐ金額を伝える

これは、友人や知人と話している時、仕事に関連する話題になったら「自分だったらそれ××万円でやりますけどね」という具合に、すぐ値段を言ってしまうことです。そうすることで「あ、この人はお金を渡さないと仕事をしてくれない人だ。」としっかり認識してもらえます。

仮に、その友人からしっかりと仕事を取りたいのであれば、安めか妥当な値段を提示すればいいだけですが、受けるつもりが無いならかなり高めの値段を提示します。

2.そもそもそういう人間とは付き合わない

そもそも、タダで仕事を任せてこようとする人が、人間的に良い人だとは思えません。ただ当人の知識不足だった。ということならまだ良いですが何度言っても改善しないようなら性格に難があるとしか考えられません。

例え、あなたが仕事を渋々受け、つつがなく終わらせたとしても、今回タダで仕事をやらせてきたということは、いずれまた仕事を振ってくる可能性があります。あなたが「別にタダ働きでも構わない」と言うならそれまでですが、もし不快に思っているなら少し距離を置くべきかもしれません。

あなたの身の回りに「簡単なことだから…」と言って、タダで何かをやらせようとしてくる人がいるならここで述べた方法が使えるかもしれません。是非参考にしてみてくださいね。

ランサーズで生計を立てていくために知っておくべき知識と実践方法【まとめ】

iDeCo・ふるさと納税・仮想通貨の申告に対応、個人事業主・会社員の副業でも使えるおすすめ会計ソフト

1位:クラウド会計ソフト「freee」

もはやクラウド会計ソフトの界隈で知らない人はいない。それほどまでにシェアを広げているNo.1クラウド会計ソフト、それがfreeeです。すでにfreeeを利用している事業所数は100万を突破しており、提携しているクレジットカード会社・銀行の数が3630件以上、これは会計ソフトでナンバー1の数字です。

あなたの持っているクレジットカード・銀行口座を登録することで取引明細を自動で登録!わざわざ手で振込先名や金額を打ち込む必要がありません。

明細の仕分けを行うには、パソコンはもちろんのこと、配信されているfreeeアプリを使ってスマホ・タブレットからでも可能です。一度仕分けした項目は次回以降、同じ内容で自動登録します。アプリを使えば移動中の電車内でも経理作業を完了できるため、経理時間の短縮・コストの削減に必ず貢献します。

最近話題になっている「ふるさと納税」「個人型確定拠出年金iDeCo」にも対応。専用フォームが用意されており質問に答えるだけで申告書に自動入力してくれます。また、日本の会計ソフトでは初となる、「仮想通貨の申告」にも2018年2月上旬に対応!

取引明細の仕分けを繰り返して行くことで、年末には自動的に確定申告書・青色申告決算書が完成。使えば使うほどあなたを楽にしてくれる、それがクラウド会計ソフトfreeeです。無料トライアルがあるので使用感を先に知りたい人でも安心して使えます!

【PR】職場の人間関係やパワハラ・セクハラでお悩みのあなたへ【退職代行大百科】

えふまが!公式アカウントをフォローして最新情報を受け取りましょう!