フリーランスは起業するためにいくら必要?いつどんなタイミングで転身する?
フリーランスになる決心をしたからといって、突然なれるものではありません。会社を辞めるのは簡単ですが、その前に資金を集めないといけませんよね。
そこで今回はフリーランスに転身するにはどのくらい資金が必要か、どうやって切り替えていけばいいのかをお話ししたいと思います。
フリーランスの起業資金
どのくらいお金が必要か考えよう
機材にいくらかかるか
ライターやWEBデザイナーの場合、自宅でも作業可能な機材が揃っているなら、特に大きな出費はありません。
ただし「お客様のデータが飛んでしまった」「パソコンが壊れて作業出来ない」となったら、せっかく掴んだ仕事も消えてしまう可能性があるので、バックアップやセカンドマシンにはお金をかける必要があります。
バックアップに関しては外付けHDDでも良いですが、今ならグーグルドライブやドロップボックスなどのオンラインストレージを利用すると便利。ネット回線さえあればどこからでもアクセスできるので、緊急時はネットカフェで作業する・・・なんて事も出来ます。
セカンドマシンに関しては、こればっかりは購入するしかありませんが、メインのパソコンがデスクトップなら持ち歩きの出来るノートパソコンをゲットしておくと良いと思います。
ノートパソコンさえあれば、家以外でも作業できるので助かる事が多いでしょう。
1年分の生活費があると安心
フリーランスになっていきなり上手くいくとは限りません。
せっかく掴んだ取引先もいつなくなってしまうかわかりませんから、1年分くらい、最低でも半年分の生活費は貯金しておいた方が良いでしょう。
お金に余裕が無いと、挑戦することより目先の仕事に集中し過ぎてしまい、結果上手くいかない事も多いです。
独身なら(家賃にもよりますが)、50〜100万円くらいは貯金しておいた方が安全です。
フリーランスに転身するには
一番堅実なのはダブルワーク
まずは副業としてフリーランスの仕事をはじめ、徐々にフリーランス一本にシフトしていくのが一番堅実。ライターやデザイナーならフリーランスとしての出費は殆ど無いので、今より高収入じゃないとやっていけないということはありません。
会社員から派遣社員&フリーランスに転身するのもアリ
派遣社員として週3〜4日はたらきつつ、フリーランスでも稼ぐというのも良い手法です。
正社員&フリーランスではとてもじゃないけど体が持たないという人は、いきなりフリーランスになる前にワンクッションおきましょう。
会社員のころよりも確実に収入が落ちるかと思いますが、生活費分くらい稼げればとりあえず良いでしょう。
資金繰り出来ていても、いきなりフリーランスになるのは危険
まず、フリーランスに依頼をするような制作会社などが、どのような人材を求めているか考えてみましょう。
- 取材案件なら、「現役の営業マン」でも良い
- 特殊な知識が必要なら、「その業界の現役会社員」が気になる
- WEBデザイナーなら、「今どんなデザインが出来るか」は必須
いずれにしてもこれまでの経験だけでなく、今何をしている人か、何が出来るかは重要です。これが元営業マン、元業界人、数年前までWEBデザイナーとなると魅力が半減します。
ですから今の仕事をとっかかりにして、まず初めの取引先をみつけましょう。
ちなみにライターとなると・・・知識と経験を問われるので、経験がないなら今関わっている業界の知識を武器にすると良いでしょう。
私の場合は前職が「アパレル系のWEBデザイナー」だったので、「アパレル方面のライティングやWEBデザインもできるライター」をウリに切り込みました。
テクニックやセンスさえあればなんとでもなる!…は大間違い。
誰が見てもわかるほどものすごいテクニックやセンスがあるなら別ですが、新人にはそもそもテクニックを見せるチャンスを見つけることすら大変。
「会社をすっぱりやめて、フリーランスに!!」は、既に仕事がもらえる人脈を築けていないかぎり無謀です。
フリーランスで企業するための資金や転身方法の仕方まとめ
・どのくらいお金が必要になるか考えよう
必要な機材と最低半年、出来れば1年分の生活費を貯めておこう。
・転身の仕方
ダブルワークが基本。
正社員&フリーランスがきついなら、派遣社員&フリーランスか、バイト&フリーランスがおすすめ。
いきなりフリーランス一本にすると現役〇〇というアピールが全くできなくなる。
注意したいのは貯金がたまったからといって、いきなりフリーランス一本になるのは危険ということ。現在の仕事も武器になることを理解し、上手に利用していくと良いでしょう。
ライター:敏夫
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