だから日本では起業家やフリーランスが増えない。日本人が持つ「起業する」という選択肢への恐怖

悩む男性

日本人にとっての「起業する」という選択肢 日本から世界を揺るがすような起業家はなかなか誕生しません。安定志向の考え方をする若者も増え、起業を志す人はほんの一握りになりました。

この背景には、日本人の失敗を恐れる文化があります。

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挑戦なくして成功なし

失敗が怖い

日本人は失敗を嫌う性質があります。「失敗したら、それで全てが終了。」「成功を積み重ねなければならない。」という固定観念に縛られています。そして、軌道(レール)から外れることも極端に恐れます。これは世界から不思議に思われる日本人の働きかたです。

もちろん、失敗は誰もができればしたくはありませんし、口に出すのも嫌だという経営者もいます。しかし、失敗から学ぶこともたくさんあるのです。成功すれば見える景色もあれば、失敗することで見える景色もあります。

失敗を恐れて何もしないことの方がリスク

失敗を恐れて行動を起こさないほうが、私にはリスクに思えてなりません。日本人の起業に対する考え方が良い例です。

会社員を辞めてフリーランスの道を選んだ時に、私もたくさんの人から助言を受けました。「もったいない」「家族はどうするの」「食べていけるの」など、どれもネガティブな意見ばかりです。

もちろん、私のことを真剣に心配してくださる方もいましたが、少なからずの違和感を覚えたのも事実です。

起業経験のない人が言う根拠のない言葉

起業経験のない会社員の上司が、「そんなに甘いものではない」と諭すことがあります。しかし、起業を考える人にとって、そんなことは百も承知です。厳しいとわかっていながら、大海原に飛び出そうとしているのです。

そういう人たちは起業経験がない

むしろ、そう言う人たちに共通しているのが「起業経験が一切ないこと」です。「起業についてはよくわからないけどやめた方が良い」くらいの根拠で口に出しているのです。

なのであまり気にする必要はありませんが、どうして日本はそこまで、起業に対して後ろ向きなのでしょうか?海外では会社を辞めると、まわりの人から「おめでとう」と祝福されるそうです。これは次のステージに進んだと考えられているからです。

日本では会社を辞めて起業することを「絶望的・不幸だ」と感じている人がたくさんいます。こんな環境では、起業家がなかなか誕生しないのも頷けます。

起業は終わりのない戦いの始まり

失敗をほぼ無限に重ねる

起業とはその言葉が示すとおり、明確なゴールのない未来へのスタート地点です。命取りにならないような失敗を、何度も重ねながら成長しなければなりません。成功体験を重ねながら、一歩一歩進んでいくのです。

日本人は起業をリスクと考えています。しかし、大企業でもたった1年で傾くような不安定な時代です。最近ではシャープなどが良い例でしょう。それを見ても尚、会社員として働くことが、本当の安心と言えるでしょうか?

収入源が1つであることが不安

私は1つの会社からのみ給料をもらう体制に「不安」を抱えるようになりました。それに比べ、フリーランスはあらゆる方向から収入を得ることができます。

会社が保証してくれることもなくなり、何かあると全て自分の責任という面では、厳しい側面もありますが、リスクで考えるとさほど変わりはないようにすら感じます。

起業のハードルは下がっている

簡単に株式会社を設立できるようになるなど、確実に起業のハードルは下がっているにも関わらず、一向に挑戦する人が増えないのは日本の問題点です。

起業後に生き残るのは、きれいごとでは片付けられない厳しい世界ですが、創業支援など国や自治体が背中を押してくれる制度もありますので、恐れずに飛び込んでみるのも大切な選択だと思います!

ライター:たつみ