東京の仕事を地方でこなすライフスタイル
今、地方での仕事が注目されています。世の中はどんどんグローバルになる一方、地方創生など、ローカルからの発信も必要とされる時代に変化しています。地方を舞台に働くことについて考えてみました。
地方と仕事
地方で働く理由
私は東京で大学生活を過ごし、地元・北海道に戻り、中小企業に就職しました。東京で働きたいという憧れがなかったわけではありませんが、すでにインターネットは普及していましたし、これからの時代は地方に拠点を置いても、中央の仕事はできるという考えがありました。
実際に会社員時代は年に何度も東京のクライアントと仕事をしましたし、フリーランスになった現在も、仕事依頼を受けるのはほとんどが東京の企業です。
自然豊かな環境で仕事ができるのは、現代人にとって「幸せ」なことだと考えています。私は始業前にゆっくりと散歩をして、北海道の四季の移り変わりを楽しみます。
家に戻ってパソコンを開けば、やりとりは東京です。スローライフを楽しみつつ、仕事はバリバリやりたいという方にオススメの働き方だと思います。
インターネットを活用して働く
実際に東京に出張することもありますが、ある程度はインターネットで済ませることができます。
顔を合わせての会議が必要な場面も、スカイプやハングアウトのビデオ通話で不便はありません。データのやりとりもチャットワークを使い、簡単にできるようになりました。
最近、特に活用しているのがパソコンのデスクトップ画面の共有です。デザインの修正など、クライアントに見せながら打ち合わせができるので、大変便利です。
まるで同じ室内で仕事をしているような感覚で、自分が地方にいることを忘れてしまいます。
地方の仕事も積極的に探す
中央の仕事だけではなく、拠点とする街の仕事も受けていかなければなりません。
しかし、地方では広告を扱う会社や、フリーランスのデザイナーがどんどん廃業に追い込まれているのも事実です。厳しいですが、地方に仕事はありません。あったとしても、同業他社との取り合いで、弱肉強食の世界です。
そんな中で、中央と仕事をしているというスタイルは、地方でも武器になると感じたことがあります。有名な雑誌に掲載された、今流れているCMは自分が作ったなど、「虎の威を借る狐」ではありませんが、地方には中央の仕事に対する憧れやブランドがあります。それを利用しない手はありません。
東京の仕事もしているなら、任せてみようかという人がいるのが事実です。地方の仕事も積極的に受けながら、中央の仕事に挑戦し、スキルや感性を磨くという働き方です。
地方と東京のギャラの違い
最後にギャラの話ですが、どうしても地方は安く、中央の仕事は高額です。
しかし、首都圏は物価が高く、家賃など生活するためにお金がかかります。
反対に、地方は東京の半額以下の生活費で暮らすこともできます。これを上手に使って働くことで、より一層ローカルの可能性は出てくるのだと考えています。
ライター:たつみ
iDeCo・ふるさと納税・仮想通貨の申告に対応、個人事業主・会社員の副業でも使えるおすすめ会計ソフト
-
個人事業主の銀行口座・屋号(開閉)
-
請求書未経験者のための作り方・送付方法(開閉)
-
個人事業主の節税(開閉)
-
ふるさと納税(開閉)
-
仮想通貨の確定申告(税理士執筆)(開閉)
-
e-tax(電子申告)について(開閉)
-
クラウド会計ソフトfreeeについて(開閉)