フリーランスの変動する収入、会社に勤めてる時と比べてどう変化したのか
フリーランス(個人事業主)(個人事業主)の収入はとにかく「不安定」です。景気が悪くても、営業成績が伸び悩んでも、一定額が支給されるサラリーマン時代とは大きく違います。仕事がなければ、生活は苦しくなりますし、頑張った分だけ大きな収入を得られるのもフリーランス(個人事業主)の醍醐味です。
フリーランスの収入はどう変化するのか
独立当初は収入が激減
仕事に対するやりがいはもちろんですが、私も正直なところ、独立して収入を増やそうと考えていました。しかし、現実は大変厳しいものです。
サラリーマン時代は不平不満があったとしても、少なからず「会社」として組織が出来上がったなかでの生産であり、活動です。フリーランス(個人事業主)は全て自分で作り上げていかなければなりません。
独立当初は、その土台を作るためにやることがたくさんあります。これまで勤めていた会社の看板もなくなるので、まさにゼロからのスタートです。
店舗を持たない、設備投資がいらない、パソコン1台で仕事ができるなど、ライターやネット販売のフリーランス(個人事業主)でも、新規の取引先を見つけるのは大変なことですし、「覚えてもらい」なおかつ「利用してもらう」ためには数ヶ月は無給で働くくらいの覚悟が必要でしょう。
会社員時代には体験したことのない喜びも
不安定なフリーランス(個人事業主)の収入ですが、大きな仕事を獲得すると、会社員時代の給料明細では見たことのない売上をあげる月もあります。
私は2ヶ月間、会社員時代の3分の1ほどの少ない稼ぎで苦戦していた時期がありました。屋号を覚えてもらうための営業の日々は、1円の利益にもなりません。
収入がないことは想像以上のストレスです。このままではフリーランス(個人事業主)として生き残るのは無理かもしれないと、後ろ向きな考えが頭をよぎることもありました。
そんな中で、2ヶ月前に営業をかけていたところから仕事の話をいただき、大変なプロジェクトではあったものの、月給に換算するとサラリーマン時代の3倍以上の収入を得ることができました。
無給での営業の日々が報われたのだと、安堵するとともに、頑張った分、直接自分の収入になるというフリーランス(個人事業主)のメリットを痛感しました。
収入は増えるのか、減るのか
結論として、フリーランス(個人事業主)経験の浅い私の場合は減っています。
しかし、今まで動かしたことのない額のお金に触れることも事実ですし、そこに大きな可能性を感じています。弱気になることもありますが、「貧乏するために会社をやめたわけではない」と自分を鼓舞させています。
フリーランス(個人事業主)になって、会社員時代と同じような生活をしたいのなら、当時の給与明細よりも稼がなければなりません。
笑ってしまうほど「昔の自分」を超えるのは難しいことです。
しかし、5年先、10年先を考えた時、仮に会社に残って働いていたとしても給料は「そこそこ」でしょう。
フリーランス(個人事業主)は違います。時代をよみ、確実に投資し、会社員よりも稼いでいる人は存在します。
その反面、今の私のように収入が減っている人もいるでしょうし、廃業してしまう人も後を絶ちません。商才とスキル、さまざまなことを毎日磨いていかなければ、フリーランス(個人事業主)として生きる道は簡単に閉ざされてしまいます。
ライター:たつみ
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