ランサーズで誰もやりたがらない案件に挑戦した結果、得られたもの。

高く飛ぶ鳥

ランサーズでライターの仕事を探していたときに、1万円越えの案件を見つけました。

原稿相場が1000円以下の中で、ひときわ高額の依頼にも関わらず、誰からの提案もなかったため、不思議に思って調べてみると、

文字数が「15000字以上」という、なかなかの条件でした。

数ある仕事依頼の中から、偶然見つけたのも何かの縁だと思い、私はこの仕事に挑戦することにしました。


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提案が採用されてプロジェクトが始動

提案では、自分のできることを伝えた

ランサーズのプロジェクト方式での仕事を始めたばかりということもあり、手探りでの提案でしたが、自分ができることを伝え、受注することができました。

ライバルがいなかったというのが大きな理由かもしれませんが、駆け出しで実績がない中での仕事でしたので、素直に嬉しい気持ちでした。

しかし、15000字という原稿量はこれまでに書いたことがありません。作文用紙に置き換えると、37枚越え。大学の卒業論文を彷彿とさせるような途方もなさを感じました。

最初は順調だったが後半は大苦戦

原稿のジャンルは、ある衣料品についての歴史や材質、機能を調べて執筆するものでした。自社サイト内に衣料品について詳しく紹介するカテゴリを作り、SEO対策とする狙いです。

情報を集めるため図書館へ

まずは文献を調べようと思い、図書館に行きましたが、参考になるような本は見つかりません。早速、困難にぶつかりました。

歴史を辿る資料がないままに、15000字の執筆は無謀と言えます。とは言え、歴史的な事実に関しては、どこから得た情報を見ても変わりません。

あまり頼りたくはなかったのですが、インターネットで検索したところ、いくつかの情報を得ることができたので、それらをまとめてリライトしました。

とりあえず、最初の5000字までは、2時間ほどで書き上げることができました。

意外と早く終わるかも

このペースでいけば、今日中に終えることができるだろうと目処もつきました。フリーランス(個人事業主)になった直後ですから、1日の売上が1万円でもあることは、ずいぶん気持ちが楽になります。

誰も提案していない仕事でラッキー!とすら思ったほどです。

しかし、本当の地獄は5000字を過ぎてからでした。

ネタがなくなってくる

歴史を扱う文章ということは、自分の主観で文章を膨らませることができません。

情報は枯渇していき、7000字を越えたあたりでネタがなくなってしまったのです。まだ目標の半分以下の原稿量です。一転、長い戦いが始まりました…。

歴史だけではなく発想を変えてリサーチ

衣料品について、日本における歴史は書き尽くしました。そこで今度は世界に目を向け、リサーチを進めました。見つけたものはすぐにリライトしていきますが、文字数はほとんど伸びません。

歴史はあきらめ、材質や製造方法、機能や最近のトレンドなど、ありとあらゆる切り口から考え、なんとか15000字を越え、無事に納品することができましたが、執筆に丸2日もかけてしまいました

おまけに最終日は夜中まで作業をして、ほとんど徹夜のような状態です。

これを時給換算で考えると、フリーランス(個人事業主)としては完全に失格でしょう。甘く考えて挑戦した結果、大変な仕事になってしまいました。

しかしこの失敗から学べることはあった

執筆自体は大変辛いものでしたが、クライアントと親密な関係を築くことができましたし、苦しみつつもWebライティングの基本的な仕組みは覚えることができました。

また、15000字という原稿量も身を持って体験し達成したことで、例えば5000字の依頼を受ける時も、「あの時の3分の1か」と、作業時間を算出することができます。

  1. クライアントとの親密な関係
  2. Webライティングの基本的な仕組み
  3. 原稿量に対する時間感覚

正直、あのときの報酬対作業量を考えると、お小遣い稼ぎ程度の金額になってしまいましたが、それ以上に学ぶことの多い仕事だったと思います。

初めて挑戦することが怖いのはみんな同じ

結果私が、難しいと思う案件に挑戦し達成して得たものは、その後の絶対的な自信でした

挑戦して初めて分かることもありますし、挑戦したからこそ成長できたのだと思っています。

最初に怖いのはみんな一緒ですから、どんどん挑戦していきましょう!

ライター:たつみ

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