会社員からフリーランスになる人へオススメの本、意識すべきは時間管理術です。
私が会社を辞めて、フリーランスとして挑戦してみたいと思うようになってから、たくさんの本を読みました。
本屋さんで気になるものを買い込み、図書館にもよく通いました。もっとこうすれば良かったと思う反省点や、その中で出会ったオススメの本をご紹介します。
フリーランスになる人へオススメの本
辞める覚悟をするために読む本
まだ私が会社員だったころは、自己啓発本を読み漁りました。長く勤めた会社を辞め、不安定なフリーランスの世界に飛び出すのは大変勇気のいることです。不安を拭い去るように、自己啓発につながるような本を週に3冊のペースで読みました。
読み返すことはないだろうと考え、ほとんどが図書館で借りたものです。流し読みをすることもありましたし、太字の部分だけを読んだこともあります。
フリーランスになると、「自由」になるイメージがあるかもしれませんが、会社員時代には想像もできないほど、仕事に追われ、プライベートな時間を失います。今しか読む時間はないと思い、たくさんの本に触れると良いでしょう。
フリーランスは会社員と違い、常にリスクと隣り合わせです。やっていることが正しくて、確実に前に進んでいるとしても、生活が不安定であれば精神さえも不安定になってくる事があります。そういった状態の時に、理屈や論理で自分を納得させ安心させられる術が、フリーランスには必要になってくるのです。
「フリー」になるための本より、なってから役立つ本
本屋さんには「フリーとして働く」をテーマにした本がたくさん並んでいます。私もその数冊を買って読みましたが、健康保険から市民税、事業計画書、さらには青色申告など事務的な内容がほとんどです。
一度は読んでおいたほうが良いでしょうが、実際のところ、嫌でも自分でやるようになれば、本から学ぶことというのはあまりありません。知識として頭に入れておくことは大切ですが、結局のところ、経験して学んでいくしかないのだと思います。
時間の管理がわかる本
なぜあの人は「時間」を味方につけることができたのか (一般書) 新品価格 |
私が一番オススメするのはフリーランスの「時間の使い方」に関する本です。
ジャーナリストで経済評論家の國貞 文隆さんの著書『なぜあの人は「時間」を味方につけることができたのか』は、ビル・ゲイツや丹下健三、本田宗一郎など、偉大な功績を残した人物の「時間の使い方」を軸に、フリーランスに求められる素質まで詳しく紹介されています。
フリーランスになると、時間の管理は本当に難しいものです。極端な話、何時に起きても自由ですし、サボっていても、誰も怒ってくれる人はいません。個人で仕事をするということは、自分で自分を厳しく管理するということです。
朝こそが一番重要な時間になる
この本の中に「社長は圧倒的に朝方が多い」という章があります。どんなに夜遅くても、5時台には起きて、メールのチェックや書物をするという内容です。
朝は電話も鳴りませんし、誰にも邪魔されず、仕事のことを考えられるからです。私もこれに触発され、毎朝5時半には起きて、仕事を始めるようにしています。
他にも「成功者の共通点」や「リーダーシップ」「困難を乗り越えた事例」「早熟型と晩成型の違い」など、フリーとして働くときに必要な内容がわかりやすく解説されています。成功したい、成長したいと願う人にオススメの本です。
誰にでも平等に与えられた24時間だからこそ、最大限に時間を有効活用しなければいけません。私がフリーランスになってから一番苦労したことがこの時間の管理でした。
なので、フリーランスで働く人も、これからフリーランスで働こうと思っている人も、時間の管理について学んでおいて損はないと思います。
外部ライター:たつみ
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